2007年10月30日

インドのトイレ水処理、世界トイレサミット

こんな記事がありました。
とても参考になります。
「先進国型」を前提とする発想では、通用しない、
さらにいえば、「先進国型」の見直しを迫るということでも
あると思います。

AFPBB News から
世界トイレサミット、衛生改善と下層カースト解放のために尽力する男性
2007年10月29日 20:44 発信地:ニューデリー/インド
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2304483/2293946

======= 一部引用します======
排泄物を有機分解、バイオガスに

 しかしパタク氏は、ほぼ100%がトイレを必要とする開発途上国で、下水施設や豊富な水を前提とした西洋式の水洗トイレの普及は不可能だと指摘する。「施設の建設はあまりにもコストが高く、必要な水の量も莫大だ。開発途上国では完全に無理だ」

 パタク氏のNGOは、排泄物を有機的に分解し、温室効果ガスを出すことなくバイオガスを作る環境に優しいトイレの推進を行っている。バイオガスは、その後発電や調理に使用できる。スラブ・インターナショナルではそのようなトイレをこれまでに175台設置し、17万5000人が使用しているという。

 一方、においはないものの、排泄物の有機分解システムには若干慣れが必要だろうとパタク氏は語る。カンボジアからスラブの事務所を訪れた客たちは、事務所で食べた食事が排出物のガスで料理されたことを知ると、気分を悪くしたという。

====== 引用終り===========


クリックで応援してください。
banner-s_02.gif

posted by 村のトイレ屋 at 07:54| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

周南サテライトカレッジ、報告の要旨

昨日23日行なった報告の要旨をアップします。
参加された方で質問感想などありましたら
コメントの書き込み、またはメールを下さい。

なお、この通りにしゃべったわけではありません(汗)
もう少し、いや相当、表現の方法については工夫します(汗、汗)
パワーポイントに頼るとアッサリしているし、
模型などで説明するとしつこくなってしまうし、
難しいですね。

出前の報告、どこへでも出かけます。
気軽に声をかけて下さい。




                            2007年10月23日(火)
                      山口県立大学周南サテライトカレッジ

     林地活用・里山再生、トイレ・水環境の視点から
            (あったか村の構想と活動)
             あったか村山羊飼い または「村のトイレ屋」 安藤 公門

はじめに
 ○杣の里交流館(周南市金峰)の水処理システム
 ○TOTO トイレ川柳2007 「僕はいま なにもいらない 紙以外は」 
 ○紙を使わない国や地域がある
 ○トイレのないところもある
 ○「トイレから世界が見える」
 ○トイレとは、
    1、命に感謝する場 動物植物の生命へ。「美人で力のある神様」
    2、基本的人権としての快適な居住と暮らし、そのひとつトイレ
    3、地球(自然)と自然の一部である人間との接点 循環の節目

1、屋久島で知った水処理の奥の深さ

  ○安渓さんの紹介で屋久島にいき、屋久島ゼロ・エミッションに参加
○ 屋久島 宮之浦港 船をおりていくところ、ラーメン「かぼちゃや家」 
○ 一湊という漁港、4キロいると白川山(しらこやま)という集落
  ○手塚賢至さんら10数戸の家、
  ○詩人山尾三省さんの遺言 *資料を参照
    「神田川の水が飲めるように」「脱原発」「憲法9条を世界の憲法に」
    自然と人間、水と環境について根本的に考える
    水処理の目的は何か?「処理から循環へ」「水と緑と土」
    
2、タイで再認識した「日本の農家の智恵」(シャンティ山口を通して)
  
  ○日本トイレ協会シンポジューム 1999年北九州、タイの代表団の発言
  ○2002年3月タイへ1週間、パヤオ県、モン族中心に山岳農村地帯のトイレ
   の実態を見学 
  ○MPOシャンティ山口に入会、佐伯昭夫さん(事務局長)と共同研究を開始
  ○原理と現地に最適な方法と資材、持続可能なもの、*模型で説明
  ○2005年11月再訪。第一号設備。現在、4号・・・地球環境基金助成事業
  ○日本のありようへの視点。トイレから世界がみえる。フィードバック。
   *添付資料 「タイで活かされた日本の農家の智恵」参照   

3、日本の農家の智恵、肥溜めと畑の原理
   ○人間は、トイレをもつ動物である。
   ○排泄行為の宿命 従属栄養(動物)と独立栄養(植物)
     植物:光合成 アンモニアの同化
     動物:食べる 排泄する 排泄後の循環
     人間の智恵とプライド 尊厳  *資料「あんなあよおききや」
   ○環境考古学 トイレ考古学の登場
   ○肥溜めと畑の智恵の完成 今までは室町後期とされていた、
     もう少しさかのぼる
   ○江戸のリサイクル社会の回転
     一戸の家のトイレシステムとして、
     社会全体の自然との関係、循環型社会として
   ○ヨーロッパの下水道 活性汚泥法 ロンドンから
   ○ビクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」下水道批判 
    ★参照 水処理倶楽部通信 バックナンバー 巨獣のはらわた
   ○戦後の下水道政策、集落排水事業、合併浄化槽の問題点 活性汚泥法
   ○無放流・自然循環方式の追及と確立 嫌気性処理+土壌処理
     動力を極力使わない、消毒用の薬品を使わない、維持管理の容易さ
   ○山口県の施工実績 宇部キワラビーチ 秋吉台長者ケ森、島地川ダム
   ○タイからのフィードバックを受けて、新たな挑戦

4、あったか村の構想と活動

 (1)基本構想と理念 林地・遊休農地の活用、里山の再生
     三つの健康 人、地域、地球
 (2)都市と農村の関係。 農村山村漁村がなくなれば、都市は滅びる
     大地に根ざさない文明の脆さ
     農山漁村と自然は都市の母。富山和子著「水と緑と土」(中公新書)
     地方都市と近郷農山漁村  流域の思想 自治体合併
 (3)都市住民がつくる村,地元の協力、村とまちが手を結んで
     ○独自の企画、自主的な参加、ゆるやかな共同体
     ○自立した個人の営みとして
     ○田舎暮らしの練習と準備 「鍬ひとつ使えないものが」
     ○都市型ライフスタイルの乗換駅。交流、双住、定住。
     ○地元の協力、アドバイス。着地にあたってとても大事。
 (4)今の活動
     ○クラフト 昨年、国民文化祭出展、地元グループ、中学校の木の家の模型展示
     ○自力自前の家作り、組立てキット化。
       11月25日(日)あぶ萩森林組合「もりだくさん祭り」で発表予定
     ○化学傷害(化学物質過敏症)避難住宅・小屋 周辺エリアへの取組み拡大
       【もうひとつのグリーンツーリズム】
     ○自然農の要望、化学物質を極力使わない、農薬・化学肥料を使わない
     ○水田復元=森林、川、池、水路 冬季湛水
     ○ヤギ、チーズ、蕎麦、麦。「山羊の里」構想
     ○トイレ、水処理の開発 より自然な方式へ。あったか村のトイレ。
     ○県立大学の地域共生演習のフィールド、小中学校、高校、JICA

 (5)山里フォーラムのんたの会と有限会社あったか村 【車の両輪】
     みんながいきいきできるシステムの追求
     (有)あったか村 村つくり・田舎暮らしの縁の下のサポート役   
 (6)エコビレッジ エコシティへ
          
5、本をもって村へ行こう! ご協力をお願いします!
  ○「書を捨てて街へ出よう」(寺山修司) 現代は、本(原理)を大事に・・・
  ○里山再生の事業 若者のチャレンジの場、人様のお役にたつよろこび
           「定年退職後の道楽だけではないぞ」
           多くのひとのライフワークに!
           経験ある得意な分野を活かし、未知の分野に挑戦!
○ 山口に環境村あり!まずは福賀に集中。そして、・・・ 
 
【メモ】 



人気ブログランキングに参加中(環境部門)
応援のクリックをお願いします。

 
               
posted by 村のトイレ屋 at 07:44| 山口 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

いきいきエコフェア 阿知須きららドーム

今日は、「いきいきエコフェア」の
NPOシャンティ山口のブースで
自然循環式トイレの説明を
やっています。

お越しの節は、声をかけて下さい。

http://eco.pref.yamaguchi.lg.jp/learning/sys/001/detail.php?detailID=73&p=&category=&year=&month=



日時:平成19年10月20日(土)(9:00?16:00) 21日(日)(9:00?15:00)
場所:山口きらら博記念公園(山口市阿知須きらら浜)
主催:やまぐちいきいきエコフェア実行委員会



人気ブログランキングに参加中(環境部門)
応援のクリックをお願いします。
posted by 村のトイレ屋 at 08:32| 山口 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

お問い合わせに>チーズ教室まだ定員に余裕あります

メールでお問い合わせをいただきました。
直前だが、まにあうかどうか、と。

まだ、余裕あります。
どうぞ、お出でください。

場所は、弥富公民館です。
地図などでご確認下さい。
近くに蕎麦の花が咲いているところが何ヶ所もあります。
山羊が、白っぽく点在しているのが見える集落です。



チーズ教室弥富3チラシ.pdf

posted by 村のトイレ屋 at 08:24| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月11日

無事帰ってきました

一昨日、タイから帰ってきました。
ブログの更新を携帯メールからできるようテストをして
電話の機種も変更して、出発しました。
現地に着いたら、あらまあ、au ではメール対応エリアはバンコク周辺だけとのこと。チェンマイやチェンライ、そしてパヤオ県などの北部タイは、まだ準備中でした。ドコモは、すでに使えるので勝手に全エリア可能と思いこんだミスでした。まさに、人生至る所に隙あり、ですね。
またシャンティ山口の現地工事事務所(兼宿舎、民家を借りています)にはパソコンはあるけれどネット接続はまだでした。

おかげで、10日間以上、ネットに触れることなく生活できました。
帰ってからも、なんとなくこのままでいいのではないかと思いはじめていたら、心配させずに早く報告を書け、というメールをもらってしまいました。

先発して準備と全般を取り仕切っているシャンティ山口の事務局長の佐伯さんは、予定より遅れているため8月17日まで残っています。15年の活動の延長のひとつが、今度の環境衛生事業です。村は、センサイ村といって、人口800人近くです。そこのセンターの公園のなかの公衆トイレが今回の事業の場所です。

センサイ村に行ってセンサイになろう!といって出かけたわけではありませんが、いくらかデリカシーは身についたのではなかろうか、と思いつつ明日から随時少しずつレポートすることにします。
posted by 村のトイレ屋 at 07:26| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

煮炊きできるトイレ:タイ

山口新聞に次のような投稿をしました。
8月4日(木)に掲載されると思います。
(「東流西流」)

===========

煮炊きできるトイレ

 8月上旬、10日ほどタイ
・パヤオ県に行ってきます。
NPOシャンティ山口(角直彦
代表)の環境衛生事業です。
独立行政法人環境再生保全
機構・地球環境基金の助成
事業です。事務局長の佐伯
昭夫さんは、すでに現地駐
在しています。
 シャンティ山口は、とも
に学び、ともに生きるを合
言葉に、地方から顔の見え
る支援を!とタイ国内の山
岳少数民族「モン族」の教
育支援、生活自立支援を行
なっています。そこでトイ
レの問題が浮かび上がって
きました。
 「後進国」では、「先進
国」のように、幸か不幸か、
莫大な費用とエネルギー、
特に電力多用は不可能です。
 そこで日本古来のローテ
ク「肥溜めと畑」に着目し
ました。糞尿をお金と設備
をかけて河川・海へ捨てる
のではなくて、資源として
土に戻し、自然の循環にゆ
だねる考え方です。7月12
日に紹介した、あったか村
のトイレも、この原理です。
ここ数年の農地つくり・土
壌改良の実績に加え、今度
は、メタンガスを集めて、
台所の煮炊きまでまかなえ
るようにします。
 薪燃料のための森林の乱
伐、それを防ぐという効果
もあります。世界の多くの
地域で必要とされています。
 ひるがえって、電力多消
費の日本の水処理も見直さ
れることになるでしょう。
(WEBは「シャンティ山口」
で検索してください)


========
参考
メールマガジン「あったか村だより」
31号 タイのトイレ・衛生環境事業から 佐伯 昭夫
38号 タイでいかされた日本の技術   安藤 公門
http://www.haginet.ne.jp/users/poco-a-poco/
メールマガジン からどうぞ。

posted by 村のトイレ屋 at 09:13| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

エコトイレ+燃料装置、シャンティ山口の事業、地球環境基金の助成決定

●NPOシャンティ山口の事務局長の佐伯さんから連絡があって、地球環境基金に決定したとのこと。シャンンティ山口の今年度の大事な事業だ。昨年ー今年5月までのエコトイレ方式に追加して、メタンガスの燃料利用装置の開発だ。タイ北部の山岳地帯農山村では、衛生事業としてトイレの設置と環境保全は、とても急がれている。また、山林伐採の禁止に伴う住民の燃料不足も深刻だ。

●これらを背景に、より現地にあった、現地資材と現地の環境に適した方式をつくりだす必要がある。私たちが追求してきたのは、嫌気性発酵+土壌処理方式だ。電力をいっさい使わない。消毒のための薬品も使わない。合併浄化槽とことなって、メンテナンスが容易であり、低廉だ。あわせて現地資材の組み合わせで簡単、低廉で工事が可能だと言う特徴がある。もちろん気温が高いので、嫌気性発酵も早く進行する。土壌菌も活発なものが多い。

●燃料としての利用は、すでに小規模実験で確かめられている。
あとは、実用的で、発酵量を増やす工夫、調節する工夫、さらにおもだった施設への導入が、課題となる。

●いよいよ動きだしたプロジェクト、
私の役割は、7月31日から8月9日までとあと年度内に2回ほどタイ現地に行く予定だ。仕事をためないように、早目はやめにやっていこう。

地球環境基金
http://www.erca.go.jp/jfge/index.html

NPOシャンティ山口
 http://www.kvision.ne.jp/
パヤオレポートに工事の様子など
http://www.kvision.ne.jp/~shanti/payaoreport/payaoreport.html
 


人気ブログランキングに参加中(環境部門)
応援のクリックをお願いします。

posted by 村のトイレ屋 at 23:30| 山口 🌁| Comment(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

農山村の汚水処理、合併浄化槽が万能ではないが、

こんな記事がありました。
岡山日日新聞
岡山市議会総務委 農排施設整備に田畑氏が「対案」
http://www.okanichi.co.jp/20070612122525.html

1、市町村合併に伴って全国各地に起っている問題と思われます。
2、農村人口の減少と当初計画の問題。
3、これから、ポンプや配管のメンテナンスをどうやっていくのか。
4、合併浄化槽に切り換えれば問題は解決するわけではないが、
再検討・見直しをしないのは、最悪の事態をずるずると招きます。
5、ローテク、メンテナンスの費用を考慮した仕様の検討をすすめたいですね。根本の考え方は、発生源の処理です。


posted by 村のトイレ屋 at 22:48| 山口 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月01日

県立大学環境論 話題の骨子

話 題 の 骨 子(メモ)  
  
 山口県立大学公開授業 環境論 2007/05/02/(水) 
 担当:安渓遊地教授   あったか村 安藤 公門

1、今日、アピールしたいこと
 (1)タイでの経験を伝えたい、日本の農家の智恵
 (2)トイレは、命のお礼の場です
 (3)街から日本の農村へいこう 
      
2、こんな仕事です。 (写真)
   あったか村のトイレ
   
0 61108-1.jpg

   秋吉台長者ケ森
  新平ケ原(島地川ダム)
  阿川海浜公園(下関市豊北町)
  宇部市岐波海水浴場(キワラビーチ)
         
3、生まれ故郷の清流へ「帰る」。清流をつくる。 
   産湯を浴びた川 
   18の年にふるさとを出て、・・・
   しかし、ふるさとの川は、
   泳げる川、水の飲める川
   
4、無放流方式との出会い 
   人間とトイレ、排泄行為・・・感謝の場
   嫌気性処理と土壌 肥溜めと畑の関係
   「水と緑と土」ひとつのものとしてとらえる。  
   「現代農業」1991年11月号
   文明の進歩と伝統的技術 小さいことの価値 ローテク
   下水道、集落排水 合併浄化槽との根本的違い
    公共水域へ放流しない
   動力を使わないことが可能(「非電化浄化槽」)
   消毒薬は不要 
   特殊販売微生物ではない(常在菌)

5、多くの人々に支えられて 水をキーワードに,らせん状に広がる課題
   システム開発者 
   安渓さん
   屋久島の手塚さん、山尾三省さん
   水処理倶楽部の仲間
   白松博之さん、阿武町林業振興会 福賀の人々
   あったか村の仲間 ・・・来る人が村をつくる 「この指に止まって!」
   化学傷害(化学物質過敏症)  mixi  定住・双住(朝日新聞の記
事)

   徳地まちづくり達人塾  村おこし・まちつくり
   ・・・・・
   シャンティ山口newsletter53 
   山口から世界へ。

6、今後の計画 ●各分野への応用、タイ・アジアへ、
        ●森と川と水田のワークショップ、冬季湛水
        ●化学傷害避難住宅(小屋)など

★ 里山案内所 萩市博物館横の公園で屋台を 5月3日から〜土日・休日     
★ 県立大学地域共生演習 5月12日(土)〜13日(日)あったか村福賀    
    ★あったか村共同作業日 5月20日(日)あったか村
    ★弥富公民館チーズ教室 5月20日(日)弥富公民館
      弥富チーズ教室チラシ2.pdf

資料 ● タイで活かされた日本の智恵
● あんなあようききやぁ  
● 子供達への遺言・妻への遺言

 
posted by 村のトイレ屋 at 23:07| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

日本の技術、アジアの技術(エコトイレシステム)

あったか村のトイレを案内するときに
是非、読んでおいてもらいたい文章なので
掲載します。
=====================================

タイで活かされた日本の技術

==========

タイに元からあった!

「へえ、日本にも土壌処理があったのですか
タイの土壌処理は、欧米・日本のコンサルによって
都市の下水道に追いやられたのに」

 1999年、北九州市で開かれた日本トイレ協会のトイレシンポジュームでのこと。
招かれて参加されたタイの研究者と技術者は、驚きの声をあげた。
演壇でこれからのトイレと水処理について日本や各国の専門家と意見を交換して、そのあとちょうどパネル展示をしていた土壌処理システムを見ての感想だった。

 驚いたのは、無理はないといえる。
タイの農山村部にあるタイ式土壌処理は、たしかに欧米日本の先進国のコンサルタントや技術者によって、「非衛生的である」「原始的ある」「下水道の本道ではない」と否定され続けてきたからだ。欠点を是正してよりよいものにする視点はまったくないのだ。
 そのときのタイの研究者の言葉が耳に残っている。
「バンコクなどの都市中心地ならまだ欧米型下水道を推進するのはわかるが、農山村部では、独自なものがあっていいのではないか主張してずいぶん対立し、苦労しました。日本にも土壌処理があって研究開発されているなら、私たちも捨ててしまうわけにはいかない」

        日本の農村の智恵、肥溜めと畑

 その後7年たって、紆余曲折を経て、タイの現地で現地資材を使って、実用的で衛生的で現地の条件に叶った方式が完成した。それが、今回展示した「タイ・パヤオ式の自然循環式トイレ」である。
 ただし、タイの研究者・技術者との共同開発ではなくて、NPOシャンティ山口の今までの活動の延長に現地調査と試行の中からうみだされたものである。

 さて、ここで活かされた日本の農家の智恵とはどんなものか説明しておく必要がある。
 それは、「肥溜めと畑の関係」と要約できる。
 通説では、室町時代に出来上ってとされている。江戸時代に完成したかたちになり、つい最近、戦後にも使われていたが、最近は知る人も少なくなってきている。

 肥溜めとは、農家のトイレの下に据付けられた便槽から、いっぱいになったら運び出してためておく畑の脇などにつくられた土中のタンクである。素掘りであることが多い。底に砂や礫を敷いたり地方によって少しずつ異なる。ここで約3月程度溜められて、発酵させる。発酵の度合をみて、今度は、畑に運ばれ、畑の畝間などにヒシャクで散布される。
 ここで大事なことは、便槽から直接畑に撒かれたのではないということだ。発酵させて、その中間水を畑に液肥として使ったことである。大腸菌はここで死滅する。

     無動力で放流しないエコ・システム

 この過程は、現代的な水処理の視点で見直せば、「嫌気性処理+土壌処理」ということができる。無動力で薬品を使わず、発酵させる時間と土壌菌の働きに依拠する極めて合理的なものである。さらに、いえば、畑の地力をます肥料として活用されている点で、すぐれて循環的なものである。
 ある程度の年齢と世代の人は、この「肥溜めと畑の関係」は親しいはずだ。酒席などで子供時代の話になったときに、落ちた経験などおおいに話のはずむことがらだ。
 井上ひさし著「コメの話」には、図解入れで肥溜めが出てくる。中は澄んでいてきれいだった、とある。
 肥溜めと畑の関係は、一戸の農家の汚水処理としてみると、汚水の発生したその場で処理される「発生源処理」の典型といえる。公共水域に放流して、河川や湖や海を汚すことがない。「元で絶って」いるのである。

     循環型社会としての江戸時代

 また、社会的な全体の過程でみると生産と消費の間に無駄のない、棄てることのない、循環型社会の典型といえる。今、盛んに言われている循環型社会のモデルといってよい。
 既に多くの識者によって指摘されているが、日本の江戸時代のトイレ・糞尿の利用がそのパターンだった。京や大阪、江戸の大都市のみならず地方小都市においても、都市でつくられた糞尿は、農村地帯に運ばれ、いったん溜めて発酵され、野菜やコメをつくる田地畑に利用され、地力・生産力の向上に使われた。ほとんどの場合、農民の側が、都市住民から購入するというかたちをとっている。大名屋敷のは質がよいとか、江戸の長屋の大家は、店子から家賃をとりはぐれても、糞尿の代金
でもとがとれたといわれる。人だかりの多い雑踏に公衆便所をつくって一財産つくった商人もいたという。
 こうして、当時、パリでは路上や川に捨てて不潔極まりない状態だったのに、江戸の町は世界一清潔だったと訪れた外国の人が、書き残している。
 また、ビクトル・ユーゴは「レ・ミゼラブル」の中で「東洋の農民の知恵」として絶賛し、下水道の無駄を批判している。

     現代にアレンジする工夫

 このすぐれた日本の農家の智恵を現代にアレンジして活かせないか。
 配管や土中の資材など江戸の昔にはなかった工夫を加えて、しかも自然循環的な省エネ的な利点を残して、さらに一歩進むものはつくれないか。かなりの人々がチャレンジしている。私たちもそうである。個別の処理・活用と社会全体での循環の実現が目標となる。

 日本の技術がタイに行った。そこで工夫が加えられた。
 日本に戻ってさらに良いものになっていく。その一歩が、始まったといえる。今度は、タイの研究者・技術者をも含めて、共同で開発できればすばらしいだろう。
NPOシャンティ山口は、そうした技術の開発に、衛生環境事業として今後も積極的に取り組みます。
=======
以上の文章は、シャンティ山口のタイ・パヤオにおける衛生環境事業の取組みの説明のひとつです。文責は、技術担当のわたし、へちまや・安藤です。
参考サイト:シャンティ山口
http://www.kvision.ne.jp/~shanti/




より多くの人に読んでもらいたいと感じるようになりました。
人気ブログランキングに参加中(環境部門)
応援のクリックをお願いします。


posted by 村のトイレ屋 at 06:38| 山口 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

ガラス工房透きや、TV「ちぐまや家族へ」

ちぐまや ってなんだろう?
ひっくり返して、やまぐち。
な〜んだ、そうか。
テレビの番組名だ。


そのテレビ番組に、私の若い友人の窯が出る。
ガラス工房透きやさんご夫婦だ。
アナウーサーが、ガラス工房体験をするようだ。
よかったらご覧ください。
=====================
TYS 週末 ちぐまや家族
3月10日(土) 9:25〜
佐藤けいアナウンサーがガラスの体験に挑戦!!
アクセサリー体験と宙吹き体験をします。
宙吹き体験での佐藤アナの左手は必見です。ぜひ、見て下さい!!
=====================

ガラス工房「透きや」さん
http://sukiya-glass.com/




人気ブログランキングに参加中(環境部門)
応援のクリックをお願いします。


posted by 村のトイレ屋 at 22:26| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

話題の骨子(メモ)

話題の骨子と参考サイト(メモ)    
 山口県立大学公開授業 環境論 2006/11/ 8/(水)  担当:安渓遊地教授

今日、アピールしたいこと
1、タイでの経験を伝えたい
2、日本の農家の智恵を日本でもっといかすこと
3、街から日本の農村へいこう (朝日新聞の記事

      
1、私の人生、今、三つの課題が現在進行形。ど真ん中にいます。
   
    ●無放流・自然循環システムの事業・技術の確立
    ●ヤギの牧場をつくること
    ●あったか村の村つくり
   すべてはこれからです。今までは、ほんの助走です。
   関心ある人は、ご一緒にどうぞ。  

2、生まれ故郷の清流へ「帰る」。清流をつくる。 
   産湯を浴びた川 
   18の年にふるさとを出て、・・・
   しかし、ふるさとの川は、
   
3、無放流方式との出会い 
   嫌気性処理と土壌 「水と緑と土」ひとつのものとしてとらえる。  
   「現代農業」1991年11月号
   文明の進歩と伝統的技術 小さいことの価値 ローテク
   下水道、集落排水 合併浄化槽との根本的違い
    公共水域へ放流しない
   動力を使わないことが可能 消毒薬は不要 特殊販売微生物ではない

4、多くの人々に支えられて 水をキーワードに,らせん状に広がる課題
   システム開発者 
   安渓さん
   屋久島の手塚さん、山尾三省さん
   水処理倶楽部の仲間
   白松博之さん、阿武町林業振興会 福賀の人々
   あったか村の仲間 浜口裕美さん 渡辺信さん 来る人が村をつくる
   徳地まちづくり達人塾  村おこし・まちつくり
   ・・・・・
   シャンティ山口の佐伯さん 
   
5、技術のポイント 
   あったか村のトイレ
   061108-1.jpg
   長者ケ森 新平ケ原(島地川ダム) 阿川海浜公園(下関市豊北町)
    シャンティ山口の活動タイの1週間(2002年) 山口から世界へ。
  ★タイ・パヤオ式の模型を使って

6、今後の計画 ●各分野への応用
        ●森と川と水田のワークショップ
        ●化学傷害避難住宅(小屋)
        
    ★国民文化祭出展中 「福賀クラフトの会」 生活文化総合フェスティ
     バル
        山口県スポーツ文化センター(山口市 維新百年記念公園内)
         1Fレクチャールーム
    ★県立大学福賀ツアー 11月18日(土) 午後、あったか村     
    
    ★第15回チーズ講習会 11月26日(日)10時〜14時
       宇部市東岐波ふれあいセンター
            
posted by 村のトイレ屋 at 11:07| 山口 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

間伐材利用の仮設トイレ(徳地飯ケ岳)

今日10月9日、山口市徳地で開かれた飯ケ岳登山の会で
(有)あったか村製作の間伐材活用の組立て仮設トイレを使っていただきました。主催団体は、徳地観光協会で、昨年に続いて2回目です。
利用者にも、設置者にも好評をいただいて、作成の目的が達成できてありがたいことだと思っています。

061009-0.jpg


登山の参加者は、ここの駐車場に集まって受付と説明を受けます。
今日は、とてもよい天気でした。この登山会は、まだ雨に見舞われたことはないそうです。樹木医の藤原先生の説明を受けているところです。

061009-1.jpg


車に囲まれている仮設トイレ。
列が出来ているのですが、うまく写真に撮れませんでした。

061009-2.jpg


これが、全貌です。設置は前日夕方行いました。
今年は、柿渋を塗りました。
茶色く見えているのがそれです。


100人前後の利用者で
山の中、野原や川原でのイベントで、
年に一回ないしは数回で常設トイレを作るには大げさすぎる。
そんな場合、主催される方にとっては、悩みの種です。
参加者にとっては、トイレがどうなっているかは、大事なことです。

間伐材を活用した組立てトイレは、そんな課題に答えようと
(有)あったか村でつくりました。
もともと、自家用と地元の阿武町林業振興会のイベントの過程で
発想されたものですが、多くの場所で役に立つことがわかってきました。

また、間伐材の生かされ方としても大事だと思います。

今後も、改良を重ねてよりいいものにしたいと思っています。
ご利用の皆さん、設置者の皆さん、どうかご意見をお寄せください。


人気ブログランキングに参加中(環境部門)
応援のクリックをお願いします。
posted by 村のトイレ屋 at 20:46| 山口 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月29日

肥溜めの情報

昨日の福賀中学校は楽しかったですよ。
作業室はとても広くて道具もそろっていて
木村さん指導の木工作品がありました。
在来建築のよさに木の文化・・・日本のよき伝統を
つなぎたいものです。

日本の伝統といえばもうひとつ、
「肥溜めと畑の関係」を忘れては困ります。
続きを読む
posted by 村のトイレ屋 at 08:36| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

マイナーな選択?

メジャーなものとマイナーなものが、選択として
あると自然にマイナーなものを選んでいるようだ。
精神の癖だろうか。山羊の癖だろうか(笑い)
続きを読む
posted by 村のトイレ屋 at 08:21| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

広島市の路面電車

広島へ行った。ある市の森林担当の人とトイレのことをはなしあった。
とても楽しかった。このことは、いずれまたゆっくりと書きたい。

広島市で路面電車に乗った。
新しい型だろうか、料金を払うボックスが6箇所もあった。
車掌は、男の車掌で首紐をかけ、黒い大きな口のバッグを前にたらしている。
切符を切ったり、放送をしている。
実をいうと暑さで頭が、ぼう〜としていたのか、車掌の存在に気づかず、停留所を告げる車内放送は、テープだと思っていた。
続きを読む
posted by 村のトイレ屋 at 21:38| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

「蜂の巣が高い位置にあるので台風は少ない」

昨日、ふたりの植木屋さんとあった。蜂の話をしていた。
「今年は、蜂の巣の位置が、木の上のほうになっていて高いですね」
「ほうそうかい、じゃあ、嵐や台風が少ないだろうね」
続きを読む
posted by 村のトイレ屋 at 06:26| 山口 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

田舎暮らしのトイレは、いかがですかあ〜

(独り言、誰に言うともなく)
 ああ、今日も1日、よく働いた。
 さあ、もう一巡りして帰ろうか。

(拡声器)

   えぇ〜、トイレはいかがですか〜
   村のトイレ屋ですよ〜
   田舎暮らしは、トイレですよ〜。

   循環型、無放流方式の水処理は、どうですかあ〜
   昔の農家の智恵が生きますよ〜
   各種タイプを取り揃えて、お伺いしますよ〜。   
posted by 村のトイレ屋 at 18:19| 山口 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

ミミズも輸入する国、日本

今日は、人に会うたびにミミズの話が多く出た。
それで帰って調べたら
日本は、釣り用の餌ミミズの6割以上を輸入していることを知った。
相模浄化センターのホームページ。「輸入ミミズに注意」の項。

続きを読む
posted by 村のトイレ屋 at 22:19| 山口 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

「排水は自分の田んぼに」(田布施の大下さん)

山口県田布施町の自然菓子工房 欧舌(おおした)の大下さんのエッセイにこんな一節がありました。

「うちの家では、排水は自分の田んぼに流れ込むようにあえてした。
自分が変なものを流せば、自分の口に入るようにしたのだ。
僕もときどき、これぐらいいっか、流しちゃえと思うこともあるが、やっぱり思いとどまる。
すぐに自分の口に戻るのが目に見えるからだ。」(エッセイ「排水口の向こう側」)


続きを読む
posted by 村のトイレ屋 at 08:34| 山口 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする