2008年03月04日

有吉佐和子著「複合汚染」その2

昨夜は、うべ環境倶楽部の月例会(第1月曜日)でした。
 午後7時から9時頃まで、9名参加。
(宇部市民活動センター、青空)

●3月15日に山陽小野田市で開かれる市民環境フォーラムに積極的に取り組むこと。バイオマスタウン構想について、話しあった。
参考:宇部日報から
3月15日、山陽小野田市文化会館で市民環境フォーラム
http://www.ubenippo.co.jp/one.php?no=4769
山陽小野田市にバイオマスタウン化要望
http://www.ubenippo.co.jp/one.php?no=4682

●4月アースディの取組み。
●大きなイベントとして講演会を行いたいが、講師を誰にするか。
●宇部市小野地区に開かれた「アクトビレッジ」について報告と感想。
●FMきららなど地元メディアをどう活用するかなどの話し合い。
おもしろい実践的な結論がでた(乞う、ご期待)

定年退職された技術系の人が、参加されて話がとても具体的になってきた。
さすが、すごい蓄積ですね。質問されても細かな回答が、ぱっと出る。
もっと、いかさない手はないと痛切に思った。

さて、有吉佐和子著「複合汚染」の読書会、
前回のことは、ここに書いてあります。そのつづきです。↓
http://atta-an.seesaa.net/article/82486720.html

複合汚染という考え方、手に負えないくらいの相乗作用が広がる。
その現場のレポートとして、この本を読むことができる。
●小説としての体裁は崩れていくが、でも人をひき込んでいく「ストーリーテラー」としての手腕、若い日の菅直人さんも登場などの指摘。
●素人という立場の徹底、非専門家の特権をいかした質問攻め
 宇井純さんが、相当レクチャーしているようだ、との感想
●「米びつに残っていた米が、ゴクゾウムシにやられていなかった、
農薬の残留の話には、思い当たることがあった」という感想
●塩素消毒の多用は、苛性ソーダをつくる出すときに出る塩素の消費のために不可欠。この構造は今でも変わっていない。
●ベトナム戦争で使われた農薬、米軍、米国を訴えた裁判。
●軽い消臭剤をつかって、農薬の散布しているところを車で走ったら
急に心臓がどきどきして気分が悪くなった。
・・・どれもこれも、この本が、過去30年40年前の問題でなくて
いまもかわらず、続いているし、ひどくなっていることもあるという
感想だった。

私は、それぞれの分野で当時問題にされたことがいまどうなっているのか
検証してみること必要性を感じているが、「構造的な問題でいかんともしがたい」という意見は、予想された意見であっても、やはり相当ショックを受けた。

次は、著者がその当時みつけた希望、問題解決に向かっての動きがどうなっているか、とくに農薬、化学肥料と有機農業、自然農法の流れがどうなっていくか、をみていくことにしたい。赤峰勝人さんは、この本が出た頃読んで、農法を切り換えたと講演で語っていた。

なお、「複合汚染」その後の追跡は、有機リン化合物の追跡に絞った本がある。化学傷害(化学物質過敏症)のみなさんの必読書だ。
長谷川煕(ひろし)著「新幹線に乗れないーー農薬被爆列島」築地書館2006年4月刊 がある。みなさんに実物を回覧して紹介しておいた。

次回は、4月7日、第1月曜日。
うべ環境倶楽部は、環境問題に関心がある人なら
誰でも参加できます。よかったら、「複合汚染」を一緒に
読みませんか。お待ちしています。


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posted by 村のトイレ屋 at 08:29| 山口 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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