2007年10月24日

周南サテライトカレッジ、報告の要旨

昨日23日行なった報告の要旨をアップします。
参加された方で質問感想などありましたら
コメントの書き込み、またはメールを下さい。

なお、この通りにしゃべったわけではありません(汗)
もう少し、いや相当、表現の方法については工夫します(汗、汗)
パワーポイントに頼るとアッサリしているし、
模型などで説明するとしつこくなってしまうし、
難しいですね。

出前の報告、どこへでも出かけます。
気軽に声をかけて下さい。




                            2007年10月23日(火)
                      山口県立大学周南サテライトカレッジ

     林地活用・里山再生、トイレ・水環境の視点から
            (あったか村の構想と活動)
             あったか村山羊飼い または「村のトイレ屋」 安藤 公門

はじめに
 ○杣の里交流館(周南市金峰)の水処理システム
 ○TOTO トイレ川柳2007 「僕はいま なにもいらない 紙以外は」 
 ○紙を使わない国や地域がある
 ○トイレのないところもある
 ○「トイレから世界が見える」
 ○トイレとは、
    1、命に感謝する場 動物植物の生命へ。「美人で力のある神様」
    2、基本的人権としての快適な居住と暮らし、そのひとつトイレ
    3、地球(自然)と自然の一部である人間との接点 循環の節目

1、屋久島で知った水処理の奥の深さ

  ○安渓さんの紹介で屋久島にいき、屋久島ゼロ・エミッションに参加
○ 屋久島 宮之浦港 船をおりていくところ、ラーメン「かぼちゃや家」 
○ 一湊という漁港、4キロいると白川山(しらこやま)という集落
  ○手塚賢至さんら10数戸の家、
  ○詩人山尾三省さんの遺言 *資料を参照
    「神田川の水が飲めるように」「脱原発」「憲法9条を世界の憲法に」
    自然と人間、水と環境について根本的に考える
    水処理の目的は何か?「処理から循環へ」「水と緑と土」
    
2、タイで再認識した「日本の農家の智恵」(シャンティ山口を通して)
  
  ○日本トイレ協会シンポジューム 1999年北九州、タイの代表団の発言
  ○2002年3月タイへ1週間、パヤオ県、モン族中心に山岳農村地帯のトイレ
   の実態を見学 
  ○MPOシャンティ山口に入会、佐伯昭夫さん(事務局長)と共同研究を開始
  ○原理と現地に最適な方法と資材、持続可能なもの、*模型で説明
  ○2005年11月再訪。第一号設備。現在、4号・・・地球環境基金助成事業
  ○日本のありようへの視点。トイレから世界がみえる。フィードバック。
   *添付資料 「タイで活かされた日本の農家の智恵」参照   

3、日本の農家の智恵、肥溜めと畑の原理
   ○人間は、トイレをもつ動物である。
   ○排泄行為の宿命 従属栄養(動物)と独立栄養(植物)
     植物:光合成 アンモニアの同化
     動物:食べる 排泄する 排泄後の循環
     人間の智恵とプライド 尊厳  *資料「あんなあよおききや」
   ○環境考古学 トイレ考古学の登場
   ○肥溜めと畑の智恵の完成 今までは室町後期とされていた、
     もう少しさかのぼる
   ○江戸のリサイクル社会の回転
     一戸の家のトイレシステムとして、
     社会全体の自然との関係、循環型社会として
   ○ヨーロッパの下水道 活性汚泥法 ロンドンから
   ○ビクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」下水道批判 
    ★参照 水処理倶楽部通信 バックナンバー 巨獣のはらわた
   ○戦後の下水道政策、集落排水事業、合併浄化槽の問題点 活性汚泥法
   ○無放流・自然循環方式の追及と確立 嫌気性処理+土壌処理
     動力を極力使わない、消毒用の薬品を使わない、維持管理の容易さ
   ○山口県の施工実績 宇部キワラビーチ 秋吉台長者ケ森、島地川ダム
   ○タイからのフィードバックを受けて、新たな挑戦

4、あったか村の構想と活動

 (1)基本構想と理念 林地・遊休農地の活用、里山の再生
     三つの健康 人、地域、地球
 (2)都市と農村の関係。 農村山村漁村がなくなれば、都市は滅びる
     大地に根ざさない文明の脆さ
     農山漁村と自然は都市の母。富山和子著「水と緑と土」(中公新書)
     地方都市と近郷農山漁村  流域の思想 自治体合併
 (3)都市住民がつくる村,地元の協力、村とまちが手を結んで
     ○独自の企画、自主的な参加、ゆるやかな共同体
     ○自立した個人の営みとして
     ○田舎暮らしの練習と準備 「鍬ひとつ使えないものが」
     ○都市型ライフスタイルの乗換駅。交流、双住、定住。
     ○地元の協力、アドバイス。着地にあたってとても大事。
 (4)今の活動
     ○クラフト 昨年、国民文化祭出展、地元グループ、中学校の木の家の模型展示
     ○自力自前の家作り、組立てキット化。
       11月25日(日)あぶ萩森林組合「もりだくさん祭り」で発表予定
     ○化学傷害(化学物質過敏症)避難住宅・小屋 周辺エリアへの取組み拡大
       【もうひとつのグリーンツーリズム】
     ○自然農の要望、化学物質を極力使わない、農薬・化学肥料を使わない
     ○水田復元=森林、川、池、水路 冬季湛水
     ○ヤギ、チーズ、蕎麦、麦。「山羊の里」構想
     ○トイレ、水処理の開発 より自然な方式へ。あったか村のトイレ。
     ○県立大学の地域共生演習のフィールド、小中学校、高校、JICA

 (5)山里フォーラムのんたの会と有限会社あったか村 【車の両輪】
     みんながいきいきできるシステムの追求
     (有)あったか村 村つくり・田舎暮らしの縁の下のサポート役   
 (6)エコビレッジ エコシティへ
          
5、本をもって村へ行こう! ご協力をお願いします!
  ○「書を捨てて街へ出よう」(寺山修司) 現代は、本(原理)を大事に・・・
  ○里山再生の事業 若者のチャレンジの場、人様のお役にたつよろこび
           「定年退職後の道楽だけではないぞ」
           多くのひとのライフワークに!
           経験ある得意な分野を活かし、未知の分野に挑戦!
○ 山口に環境村あり!まずは福賀に集中。そして、・・・ 
 
【メモ】 



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posted by 村のトイレ屋 at 07:44| 山口 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
駅ビルのサテライトカレッジの先生をされたんですね。すごい!おじさんも聴講に行けばよかった。内容も面白そう。
体験に基づいた講義ほど面白いものはないと思います。山羊飼いのおじさんは現場主義の人だから尊敬します。
Posted by 魚屋のおじさん at 2007年10月26日 23:19
魚屋のおじさん、こんにちは。
司会の山口県立大学の人に、「先生」「講義」と呼ばれてお尻がこそばゆくなりました。
で、そのお尻の話になったとき、
「タイ式の快適お尻の洗い方」を誰も知らなかったので、その説明に苦労しました。
「肥溜めと畑の関係」については、いつもより
よくしゃべれました。また、とても関心をもって
聞いてもらいました。ありがたいことです。

鹿野地区金峰の公民館、「杣の里交流館」の水処理
は、畑に地元の人たちがサツキを植えてくれています。今度案内しましょう。

「現場からの報告」、私には10人以内がちょうどよいような気がします。いつでも、「出前」しますので
呼んで下さい。
Posted by へちまや at 2007年10月27日 07:18
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