2018年08月26日

「馬鹿者」というのが、わからない。

地域おこしで昔から言われているのは、.
若者、よそ者、馬鹿者の3要素が大切だ
ということだ。

若者は、年齢の規定をすれば片が付く。
今は、20代〜30代ではなく40代前半(44歳)だという地域もあると聞いた。
50代でも若者と感じることがあるが、これは私が還暦を過ぎてしまっているからの印象で、どこかに厳密な線をひくことは可能だろう。

よそ者も、わかりやすい。
地元の生まれでなくて、他地方からやってきた人、移住者・定住者で
アイマイさは生じがたい。余所から来た人よ、と自他の規定がずれることは少ないと思う。
もっとも、宇部市などでも、100年前に移住して定着した一家を「あのうちは地の人間でないから、よそ者だから」という古老がいないわけではないが、とりあえず例外にしておく。
阿武町では私はよそ者の中に入れてもらって文句はない。

馬鹿者がわかりにくい。
地域おこしの中で言われているのは、
「変わった発想ができる人」程度に理解するのが妥当な線だろうと思うが、
それならなんで「馬鹿」というのかがわからない。変人、奇人という言葉もあるからその方がいいのでは、ないか。

阿武町では、「デンキモン」という言葉を知った。
文字では、「電気者」と書く。電気などの新しいことに好奇心一杯、まず飛びつく人のこと。
今は、電気ではなくて、パソコン、スマホ、ネットなどへ傾倒し詳しい人のこと。

イージス・アショアの配備計画をめぐる住民説明会で、レーダー、ミサイル、海上イージス、電磁波など各パートについて、異常にともいえるほど詳しい人がいて専門的な質問をしていた。マニアックとも言えるし、職業上の知見から説明のいい加減さに黙っていることができなくなったともとれた。こうした人々をデンキモンと呼ぶのはいいかもしれないとも思った。でも、馬鹿と呼ぶのは、承服しがたい。

馬鹿という中には、利害計算をしない、無欲な人というほめ言葉も入っているのかとも考えてみる。これが正解かもしれない。でも、断定はできないような気もする。その延長で自己利害を考えずに犠牲になる人などとされるのも、どうかと思う。小さいけれど欲も計算もある私としては、ここにも入れてもらいたくない。

地域振興(むらおこし、地域活性化、地方再生・創生など表現はさまざまだが、自立した住みやすい地域づくり)をみな願っていることは間違いない。イージス・アショアの配備、ミサイル基地の建設で邪魔されないことを強く願っていることは、若者、よそ者、そして定義のあいまいな馬鹿者も、みな同じだろう。平和あっての地域、その土台を壊されてはたまったものではない。今日から始まる住民説明会、ささやかな声をあげに、参加するつもりだ。

posted by 村のトイレ屋 at 10:41| 山口 ☀| Comment(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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