2018年07月27日

「ミサイルの発射音は、車のクラクションを直近で聞いた音、程度」

阿武町町長の花田氏が、7月25日防衛省を訪問し、陸上イージスの萩むつみ配備の再検討を求めた。
調査の入札の開札は、藤道萩市長の要望もあり、8月2日が9月12日になった。
全国の人は、今、萩市・阿武町でなにが起こっているのか、知りたいだろうと思う。
問題のひとつは、住民説明会だ。
はっきり言って開くたび、聴くたびにわからなくなる。
わかってくるのは、子供だましのような言い方と、
説明=強要と思っているのではないかということだ。

23日の阿武町奈古のやり取りでは、こんなことがあった。
(私のメモによる。いずれ正確な全発言録は当然公表されると思います)

住民「ミサイルの発射するときの温度や音を教えてほしい」
防衛省「温度は、広い敷地を確保して影響が出ないようにします。
音は、確かにみなさん、心配されると思いますが、実際は、自動車のクラクションの音を直近で聞いた程度のものです。」


住民「配備に要する金額が多すぎるし、コロコロと変わるのは理解できない。1000億円だったものが、2000億円になり、今5000億円という説もでている。アイマイだし、万が一のときしか使わないのなら、あまりにも大きな税金の無駄遣いではないか」
防衛省「・・・確かにご理解いただけないかもしれませんが、皆さんの生活の例から言えば、まあ保険をかけておく、いざというときの保険ですね」
(「そんな高い保険は、誰も買わないよ」の声が起こる)

住民「一番心配しているのは、電磁波の近隣への影響だ。レーダーがどのくらいの電力を使うのか基礎数字を言ってもらえれば、誰でも計算できる。ネットに載っているのは、あれでいいのか」
防衛省「ネットにいろいろな数字が出ていることは承知しているが、正確なものではない」
住民「では、具体的な数字を教えてほしい」
防衛省「このことは、防衛上の機密の関することなので公表できない。人体などに影響のないように設計するし、そのための調査と丁寧な説明を徹底的に行いたい」
(この質問と答えは、21日夜のむつみ会場でもあった。)


丁寧な説明!
この言葉を今度の一連の説明会で何回聞いただろう。
「車のクラクション程度」
「保険」
「軍事機密なのでいえない」

これらが丁寧なのか。
車のクラクションにも、軽から大型トラックまでいろいろあろうし、ミサイル発射音と比べるならきちんと数字を出して説明すべきだろう。
岩国も、こんな言い方で今の騒音地獄にたたきこまれたのだろうか。

防衛省・自衛隊からは第1回目は、8人。今度は、15人。
人数を増やせばいいといいというものではないだろう。
(そんな時間があったら、災害復旧にまわってくれという声もあった)

私が、むつみ会場でも奈古会場でも聞いたポーランドの事例は、「ネガティブ情報は聞いていないが、引き続き情報収集する」とかわした。

一事が万事で、メインテーマにあたる白松博之さんの覚書や浅野容子さんの生活への影響の質問にもまともに答えなかった。

すべてが配備ありきで、説明とは強要、理解とは受け入れろという上からの命令、という意味なのか。
ことばだけ並べて説明会の形をつくりましたとしているだけだ。


こんな説明で「はい、納得しました」と言って、巨大ミサイル基地を認めてしまえば、同じ時代に山口県に住んでいるものとして、後世に申し開きのできるものではない。
全国の私の知りあいのみなさん、ぜひ、吟味ください。知恵と力を貸してください。





posted by 村のトイレ屋 at 08:34| 山口 ☀| Comment(0) | 反戦・平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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