2018年05月23日
ことば「うちに、来てみろ、ガラスが一枚もないぞ」
昨日聞いた、ある工事現場での話。
「おれが、頭にきて全部、割っているからなあ。
お前もガラスみたいに粉々になりたいんか」
気が短くって喧嘩ぱっやい男がこういって、
相手を脅した。
作業の段取りをめぐって、それまで仲良くやっていた2人が
急に険悪になった。
周りのものは、囲むようにして、しかし、遠ざかりながら見守っていた。
言われた方は、すぐに言い返した。
「なに言うてんのや、俺の家にきてみろ、
茶碗も皿も、全部投げて割って一枚も残ってないぞ。
お前も茶碗や皿になりたいんか」と怒鳴り返した。
そこへ老婆が現われた。
「ああ〜、また兄弟喧嘩か、いい加減せい。
2人とも、それで嫁さんに実家に帰られたのをまだ懲りてないのか。
そんな暇があるのなら、イージスのひとつも止めてからにせい。
安倍首相の嘘八百に石のひとつも投げてからにせい。
出るところへ出てものを言えんのは、人間のクズや」
萩市の旧郡部。
昔から、農民運動の歴史もあり、共産党の強いところで高齢者には、堂々と論じる人が多い。
共産党と一線を画す人も、それぞれ地域興しについて持論を主張する人も多い。
ちなみに、この話を教えてくれた人によると
2人の家は、ひとりは、ガラスは一枚だけ割れており、もう一人の家でも、茶碗や皿は、2〜3枚割れていただけだったそうだ。
しかも、それはそれぞれの妻が、喧嘩の末、実家に帰る前に割ったものだそうな。
私としても、夫婦円満を願いつつ、
2人の喧嘩早い性格を、イージスや安倍首相に向けてほしいと願う。
日本中から、ガラスや茶碗・皿は、もったいないが、
杓文字(しゃもじ)や鍋釜の音を響かせた大きなデモが起こらぬものか。
未だに総理の座に座っていることが本当に腹立たしい。
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