熊野譲さんが、県知事選挙に立候補表明した。
これで、無投票は免れた。ほっとした。
私も参加している政治を考える市民の会・山口も直前まで擁立を検討していた。
今の村岡県政には失政がないという声が自民党あたりから流されている。
とんでもないことだ。
岩国基地の日々進む基地機能の強化は、どうなのか。
上関原発計画の公有水面埋め立て許可は、どうなんだ。
失政どころか、悪政そのものだ。
加えて、国の言いなりになって、山口県民の生活は豊かになったのか。
人口流出はとまったのか?地域振興策は、何の成果を誇りうるのか。
官僚出身の無難さとは、安倍政権の回し者、国の下請け、地方自治の放棄以外の何物でもなく、
山口県を中央政権の犠牲に差し出しているだけではないのか。
その象徴が、基地の強化と原発計画だ。
冒頭に、無投票にならずにほっとしたと書いた。
だが、それだけではもちろんない。
選挙に出る人がいれば、かならず県民の怒りのマグマが表面に出てくる。
いつまでも、我慢しているのではないぞ!
この声が必ず表に出てくる。
ここから、山口から日本を変える運動が必ず始まる。
岩国基地強化に反対して平和と求めるたたかう人々と上関原発反対の不屈の運動とは、山口の土壌が生んだ草の根のたたかいだ。
だから、熊野譲さんの選挙選の第一声は、上関町祝島か、岩国基地の門前であげてほしい。
写真は、熊野さんの立候補表明と岩国基地強化を伝えるTYSのニュース。
2017年12月07日
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