2017年07月08日

災害救助隊と自衛隊の災害出動

東京新聞にこんな記事があることをフェースブックで知人が書いていた。
常日頃から疑問に思っていたそうだ。
私も同感だ。

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2017070702000127.html
九州豪雨で自衛隊奮闘 なぜ「災害救助」主任務じゃない?
2017年7月7日
 九州北部を襲った記録的な大雨の被害が広がっている。福岡、大分県の要請で自衛隊員らも救助活動に奔走している。孤立した集落に向かう姿には感謝しかない。実際、度重なる災害現場での奮闘が自衛隊への信頼を高めてきた。改憲を目指す安倍晋三首相が真っ先に挙げたのも「災害救助」への貢献だった。だが、自衛隊の主任務を定めた自衛隊法三条には明記されていない。国民の期待とずれていないか。


自衛隊は憲法違反の存在だ。
憲法前文・9条を素直に読めばそれ以外に読めない。
安倍改憲の説明で、9条に3項を付け加える理由が、自衛隊の違憲状態をなくすということだった。
堂々と自衛隊が違憲とと言ったのは、正直でいいように思うが、これを戦争の出来る自衛隊・軍隊にすることには絶対反対だ。憲法9条を変更することには、絶対反対だ。

違憲状態の自衛隊を国民がなぜ認めているのか?
その大半の理由は、災害救助のときの貢献にある。
濃いグリーンの軍服や車両は嫌だが、災害現場にいち早く駆けつけ危険な救出作業や復旧作業にあたってくれる自衛隊の存在は、ありがたい。そう思っているから自衛隊解体という叫びは国民にはうけない。
自衛隊へ就職する若者も、軍隊に入隊する・人殺しに行くというより、
いざというとき、人々に頼りにされている集団であることの誇りが支えになっていると思う。

ことがらをはっきりさせるべきときにきていると思う。
日本は災害大国の地理的条件の中にある。
地震、火山、斜面の多さと急激な水量。
治山治水は、歴代の為政者の最大の課題だ。
自衛隊の論議とは、別に災害対策の省庁と専門の災害救助隊をつくるべきだ。
主任務と規定されていない自衛隊に任せたり、
災害時には過酷な作業と犠牲を押し付けられる自治体職員や一部ボランティアの運営にまかせていい段階はもう終わっている。

(私は、防災士の資格をとって地域防災会に参加しているが、「自助・共助・公助」という言い方の中にある国・政府の逃げ腰に違和感をいつも覚えている。まず、政府が抜本的なところで災害に対処することに予算も人も割かなくてどうする。「自分の命は自分で守る」=自助という表現にペテンを潜ませていないか)

はっきり、災害救助庁と救助隊を設置すべきだ。
これには、なにも憲法をいじる必要は全然ない。

災害任務を除外された自衛隊は、国民の評判を失い、存在感がなくなるのでは・・・
そういう心配は、むしろ歓迎すべきであって、そういうことなら自然に消滅してくれてもいっこうにかまわない。いわゆる軍事的な防衛力云々については、私は非武装論者だ。憲法9条原理主義だ。
そのことについては、ここに詳しく書いているので時間のある人は読んでほしい。

憲法9条のこころ、芯の芯
http://atta-an.seesaa.net/article/29597299.html

posted by 村のトイレ屋 at 09:34| 山口 🌁| Comment(0) | 政治を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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