2016年06月07日

草食系

一昨日、出会った山羊は小屋の入り口にいた。
すぐに、オスかメスかわからなかった。
「去勢したオス」と教えてもらって納得した。
目つきがやさしいのである。

「草食系男子だね?」と声をかけたら

「もともと、草食系ですけど」
とやさしく言われた。

この日、ヤギ飼いの宮内さんから「ダルが亡くなった」という電話を受けた。
あの世の入り口まで行って帰って来たような落ち込んだ声だった。
「今、元気か」と私の調子を聞いて、こころの準備をさせてからダル死亡を伝えてくれた。

ダルは、正確にはダルタニアンである。
角の立派なオスである。2005年に宮内さんに譲った。11歳か12歳だ。

山羊同士の角の突き合いは、音が谷間にこだまして、勇壮だ。
それを人間に向けてくると今度は恐くなる。
牡山羊には、人間が角の突き遊びを教えてはいけないよね、と宮内さんが電話で言っていた。同感だ。
友好の振る舞いとして、いきなり角を突き立ててくるのだ。

去勢しないと相当乱暴なヤギになる。
ダルは、そんなヤギの典型だった。

「それでもお前は、草食系か!」とダルに言ってやりたい。
「人間の勝手で草食系を別の意味に使うな」と角を振りかざして、あの世から戻ってくるかもしれない。


posted by 村のトイレ屋 at 09:55| 山口 ☁| Comment(0) | 山羊・羊とチーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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