2015年07月07日

学校選挙。スウエーデンの場合。柳井高校の安保法制授業について、続き。

選挙で若者の投票率がなぜ低いのか?
あるいは、若者の政治参加はなぜ少ないのか?

をぼつぼつと考えている。

あとの問題は、東京や京都、札幌のデモで若者たちが街頭に登場したことで、問題の立て方がちがってくるかもしれない。

柳井高校の安保法制の授業が波紋を広げている。

毎日新聞山口版の報道
http://mainichi.jp/edu/news/20150625ddlk35010435000c.html

県議会での教育長の発言とその報道

毎日新聞 2015年07月04日 西部朝刊
安保法案:授業を問題視 高校での模擬投票 山口県教育長、自民県議質問に「配慮不足」
http://mainichi.jp/edu/news/20150704ddp001010003000c.html

私のブログ
http://atta-an.seesaa.net/article/421799300.html


フェースブックでは、かなりの人が触れている。
私も感想を書いて、多くの(私のブログにしては)意見をいただいた。

スウエーデンを調べてみたらどうかという助言があった。

探してみると、こういうブログがあった。

両角達平さん(ストックホルム大学院生)のブログ
なぜスウェーデンの若者の投票率は高いのか― 学校選挙2014
http://www.huffingtonpost.jp/tatsuhei-morozumi/sweden_b_5885854.html

その中に、こんな文章がある。
〜〜〜〜〜〜〜〜
学校選挙2014とは、スウェーデンの国政選挙が実施されるたびに行われるプロジェクトだ。日本でいう中学生と高校生が主な対象で、実際の選挙に先駆けて生徒が投票を学校で行うというものだ。もちろん投票は「模擬」なので実際の国政選挙に結果が反映されることはない。スウェーデン若者市民社会庁、スウェーデン生徒会連合、スウェーデン生徒会組合、欧州若者議会からのサポートを受けてるいる。スウェーデン全土で1629 校が参加しており、参加する生徒総数は46万5960人だ。(2013年時点のスウェーデンの全人口は959.3万 )
〜〜〜〜〜

実際に投票するが、結果は、本選挙の開票後に明らかにされるそうだ。

こういう国があるということが、おもしろいし、すばらしい。
民主主義の豊かさ、多様性を感じる。

それで投票率は、
〜〜〜〜〜〜
スウェーデンの若者の投票率は、高いことで有名だ。前回の2010年の総選挙において、18歳から29歳のスウェーデンの若者の投票率は79%にもおよび、全世代の投票率84.6%と比べても大差はない。
〜〜〜〜〜〜〜〜
ということだ。

日本の若者の場合は、
「一方で日本の前回の衆議院選挙では20歳代の投票率は37.89%。60歳代以上の投票率は70%以上。」ということだ。

スウエーデンの方法が何かの打開策になるだろうか?
いずれにせよ、柳井高校の事例は、ようやく始まったばかり。
これからの模索と積み上げが必要なことだ。

少なくとも、7月4日のNHKスペシャルで、山口県一区選出の高村自民党副総裁が、「過去に自衛隊つくったときやPKO決めた時も国民の理解を得られたことはない」「国民の理解が得られなくても必要ならやる」というような発言が、なんの批判や検討を経ずに通用することはなくなるだろう。

こんな発言、高校の社会科の授業で、高校生を前に、まともな政治家が言えるだろうか。
スウエーデンまで行かなくても、日本の高校生でも議会制の授業でこの高村発言を紹介したら、疑問や憤激の声があがるだろう。

現状は、ほとんどの高校生の知らないところで(知ってほしい)こんな無茶苦茶な発言が通用しているのだ。
民主主義がまともに働いているなら、こんな発言は即座に弾劾されて党の要職はおろか、議員辞職も当然だろう。
愚民政治と民主主義は、相いれない。
山口県は、声なき奴隷、考えない愚民の県なのだろうか?

少なくとも、柳井高校の授業は、そうでなく健全な民主主義の方向を示し、対する県教委は愚民教育の旗振り役であることを示した。
この対比は、今後、どっちに傾いていくのか。
問われているのは、山口県の全有権者だ。



posted by 村のトイレ屋 at 11:43| 山口 ☔| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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