2015年01月02日

島谷ゆきひろさんの自然エネンルギー、グリーン革命論について。社会と技術。

今、佐賀県知事選でぐんぐん追い上げている島谷ゆきひろさん。
保守は、分裂して、どっちが原発再稼動やオスプレー配備をするかを競っている。
安倍流の政治で、争点はどちらも隠したまま、当選したら、「信任された」「白紙委任された」と言って好き放題の横暴政治を行う。今、「政治家のいうことは全部、嘘」(井原勝介さん・元岩国市長)、民意を踏みにじる制度としての選挙という事態になっている。

けれど、賢明な選択は不可能かといえば、そうではないことを沖縄の知事選はしめした。

候補者。
支える市民県民。
政策の内容。

あとは、運動の広がり、参加する県民の輪の広がりだ。

島谷地域エネ.JPG


私が、なぜ島谷さんを応援するかといえば、河川行政での関正和さんの後継者・実践者だという点が、まずある。加えて、グリーン革命論も強く支持する。

島谷さんのグリーン革命論は、ここに詳しく書いてあるので参照願いたい。
http://urx2.nu/fMEk

以下は、自分のためのメモ的整理。

社会と技術の関係は、どんな関係か。
私は、タイのトイレ作りに参加して学んだことを忘れられない。
私の進めてきたシステムは、日本の江戸時代に確立した「肥溜めから畑の循環」を原理とする土壌還元方式だ。電気、薬品、複雑なメンテナンスはもともと不要だ。ローテクだ。ローテクとはいえ、配管や掘削工事で日本では当然のように重機を使ってきた。
ところが、タイ国農山村のモン族の村、センサーイ村で広場の公衆トイレの工事にあたって、村長さんから重機を使ってくれるなという申し出があった。人手ならいくらでも出せる、という。

理由を聞いて、私はクラクラとした。
「重機は、使えるもの・使えないものをつくる。やがては、村の中に重機を持つものと持たないものをつくることになる。それでは、困る。だから使ってくれるな」
私は、重機のない土木工事(掘削、穴掘り)は、まず考えられなかった。労力だけでなく時間もかかる。
そして、そのことよりも、そういう選択を当然のようにする村の人々に最初は戸惑いを、そして、なんとも言えない敬意を覚えた。

ここには、単純素朴な原理がある。
村の幸福が第一にあり、技術はその次にあることだ。
社会の成員の幸福が、技術の選択の基準になるということだ。
トイレとトイレシステムが完成し、メタン発酵のガスも使えるようになった頃、郡の役所の人たちも招待して、村主催の「トイレ完成祝賀会」を大々的に開いてくれた。自分たちの自分たちでつくったトイレなのだ。このときのモン族の素朴な料理とビールの味は、忘れられない。

私は、2011年3月11日の福島原発事故をたまたまタイの山中で知ったが、原発という技術が、人と社会を幸福にするどころか、不幸のどん底に叩きこんだことを知った。
そして、そのとき、もうひとつ、苦い真実を知った。
人と社会を不幸に陥れる技術の選択をする社会は、社会そのものが人を幸福にしない社会なのだ。
だれも、福島の原発事故の責任をとろうとしない。
子どもたちは、放射能汚染・被曝に放置されたままだ。
どんな高度な技術をつくり誇ろうと、選ぶ社会自体が、腐っていてはいかんともしがたいのだ。

社会とは、小さな地域単位の集合である。地域そのものといってよい。
地域を基準にすべてを判断していく。
そこでの合意形成と仕組みづくりを優先する。
県、市、町、町内会・・・その全てで問われる。
一律に国・上・中央・大企業によってつくられるものでないということだ。

島谷さんのグリーン革命論は、そんな私の考えにもっとも近い。
2012年夏の山口県知事選挙で、私は、飯田哲也さんを推した。自然エネルギー・再生エネルギーによる地域循環型経済の構想を述べていたことが大きな理由のひとつだ。
島谷さんは、さらに、その取組みをより小さくし、県債などの実践的な工夫を加え、さらに河川工学者として地域での小水力発電を提唱し実践している。そのメーカーは、地元の武雄市にある。

自然エネルギー・再生エネルギーというと太陽光発電や風力発電が称揚されてきた。政策的にもメガを基調としてきた。今、電力会社や政府が、原発輸出・再稼動、そして原発回帰へと逆走しようとして、自然エネルギー・再生エネルギーは、再び「冬の時代」を迎えようとしている。一面では、この分野では、バブル的な巨大装置・技術と利益優先が跋扈したたため、その反面として、逆に自然エネルギー再生エネルギーの選択と研究を自ら閉ざす動きもでているが、大きな流れからいえば「これから」なのだ。そして、問題の核心には、社会・地域の住民の判断、幸福、合意の基準が据えられなければならないのだ。

私は、タイで糞は資源だということを学んだ。糞も資源エネルギー再生エネルギーの重要な柱だということをこれからも整理し、学んで行きたい。と同時に、選挙という住民の意思決定過程において、「社会あっての技術」ということ、地域での選択の積み重ねと波及が社会を変えるのだということを言っておきたいと思う。

そして、これが大切なことだけど、せっかくつかんだ佐賀県での有利な条件、チャンスをいかして、ぜひ佐賀県から流れをつくりたい。山口に引き寄せたい。そのほうが、玄海原発再稼動で事故の心配をし、挙句、放射能汚染の被害者にされるより、はるかにいいことだと思うのだ。わずかでも微力を尽くして、自ら参加する選挙として、当選のときの美酒の輪に参加したいと強く思うのだ。

参照 
島谷ゆきひろ後援会 グリーン革命について
http://urx2.nu/fMEk

【動画】もやもんTV 島谷幸宏教授とめぐる川のプロジェクト第3弾!白糸の滝小水力発電篇
http://youtu.be/kAgfX4ZDMME










posted by 村のトイレ屋 at 09:11| 山口 ☁| Comment(0) | 自然浄化法-タイと日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。