2014年07月21日

私たちの壁・・・あたらしい運動のために

7月25日(金)は、午後5時から6時まで定例の第4金曜日、県庁前広場のアピールを行います。
また午後6時半から山口市白石地域交流センターで第1回の「新しい運動のための立ち上げ討論会」を行います。


昨日は、さよなら島根原発の集会に参加してきた。
集会の全内容は、IWJに収録されている。
http://urx.nu/aiZn

神田香織さんの言葉は、しばらく日本中に広がるだろう。
「うそをつくことを公認された職業の講談師が、嘘つき総理の登場で仕事があがったりになってしまって、本当のことを言って全国を飛び回っている」というのだ。
うそつき総理だけではない、多くの政治家が政治家とは詐欺師のことだ、というレベルまで日本の政治と民主主義を貶めているのだ。

昨日、一番ショックだったのは、島根原発周辺の風景だった。
休止中の島根原発は、ひっそりとすぐそこにあった。原子力館の駐車場からよく見える位置で「石を投げても届く」といえば講談師のような嘘になってしまうが、でも近いことは間違いない。建物も「原子力発電所だゾ」と威張っている迫力は何もなくて、ひっそりと存在している風情だ。

私が、ショックを受けたのは、そんな原発への途中の風景だ。
役場支所と思われる建物、小学校、中学校、広大な運動公園、立派な目を見張るドーム型の温泉プール。おそらく、病院や高齢者用の施設なども立派なものがあるのだろう。
そして、そこの駐車場には、まあまあ車が停まっており、ごく普通に日常生活が営まれていることだ。

バスの中で、誰かが、
「テレビで見た風景だね、・・・福島の原発近くの・・・事故以前の・・・」と言った。
また別の人が
「慣れるのだろうね、近くにいると。毎日のことで、もう福島のことを考えたりしなくなってしまうのだろうね」

「でも、今の私には、子どもたちが逃げ惑い散り散りバラバラになってしまう風景しか思い浮かばない」
「こんなに簡単に、忘れたり、騙されたり、買収されてしまっていいのだろうか。慣れとはおそろしい」

そんな感想が続く。

私自身は、この風景に恐怖を感じた。
こうやって、原発体制は支えられているのだ。
多くの抵抗しない人たち、騙されているのか、自身をだましているのか、買収されているのか、買収されていなくても、「ここで生活する以外にない」と思わされているのか。
道を歩く人びとに、重い鎖が見えないがつけられているのだ。

全国の原発立地地帯でいままでそうだったのだ。
今もそうなのだ。

そして、原発の枠だけでなく、憲法や戦争準備の視点からみても、多くの人が沈黙して従っている。それによって、不合理が支えられている。破局のときにやっと正体を表す。
変えなければいけない壁のひとつは、ここにあると強く感じた。


新しい動きがはじまっている。
昨日の島根の取り組みも次を呼び起こすだろう。
鹿児島では、次のような動きがはじまった。

今日は、山口県祝島で
「みんな海」の集いがある。




参考:日経新聞
川内原発再稼働「反乱」の真相 姶良市議会議長に聞く
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB1702M_X10C14A7000000/
――姶良市議会は7月11日に、再稼働に反対し廃炉まで求める意見書を大差で可決しました。

 「私たちが最も言いたいのは、国が私たち市民を原発事故が起きた場合、どう守ってくれるのかという点だ。原子力規制委は安全審査に『合格』は出しても、『事故がゼロになる』とはいっていない。たとえ原発の新しい安全神話を語られても、東京電力福島第1原発事故の状況を見た後では信じられない。私たちが知りたいのは、今回の安全審査で原発のリスクがどこまで減らせたのかだ。それについて国から説明が全くない。それが大きな不満だ。国への不信感が今回の再稼働に反対する意見書の可決につながった」



posted by 村のトイレ屋 at 06:39| 山口 ☀| Comment(0) | 反戦・平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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