2014年01月08日

3.8県民集会の成功へ!読売新聞の記事に中電の本音。12月賛同者・実行委員会集会での横見さんのスピーチ。

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ステッカー1.JPG



3・8集会は、原発に疑問をもち、上関につくらせてはならないと願う人の気持をひとつにして、是が非でも成功させたい集会になりました。

読売新聞 7日付
上関原発重要性社長改めて強調中国電力
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20140106-OYT8T01391.htm
=====全文引用========
上関原発重要性社長改めて強調中国電力

 上関町で原子力発電所建設を計画する中国電力の本社(広島市)では、苅田知英社長が約600人の本社社員を前にあいさつ。今年の課題の一つとして「電力の安定供給と安全確保を大前提とした原子力の再稼働」を挙げた。

 今年は、中国電力が申請している上関原発建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長について、県が判断する見通し。苅田社長は「上関原発の重要性に変わりはなく、免許延長に伴う審査に適切に対応していく」と改めて強調。「原発に対して理解、安心をいただくためには、会社の信頼を高めていくことが不可欠という認識を全社員が共有してほしい」と述べた。
(2014年1月7日 読売新聞)
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昨年暮の安倍首相の発言「上関原発は考えていない」は、山口県知事選向けのまっかな嘘であることがこれでよくわかります。中電も推進派も断念しているわけではありません。まだ、3・11以前の「安全神話」でものを言っています。会社の信頼を高める唯一の方法は、原発の道をきっぱりたつことでしかありません。
原発事故・放射能の被曝という枕にで寝ていて安心という人間はもういません。

私たちが、一番よく聞く声は、「3・11があってもなおかつ、上関に建てる計画をする人間や許可する役所が本当にあるの?嘘だろう、もう消えた話でしょう」という意見です。
とっくに終わった話として理解している人がほとんどです。
それほどまでに、上関原発建設計画は、無謀なことです。
また県民の意志とはかけ離れています。
3・8県民集会で、はっきり形にして中止を宣言させましょう。

次回・第4回の実行委員会は、1月12日(日)です。
賛同者街頭宣伝行動を行います。
場所:小郡ふれあいセンター
13:30〜15:00 実行委員会
15:30〜街頭宣伝行動

詳細及び最新情報は、
上関原発を建てさせない山口県民大集会のサイトを御覧ください。
http://stop-kaminoseki.net/yamaguchi0308/
 

    横見出さんのスピーチ

集会の成功のために、以下、12月14日山口市県立図書館レクチャールームで開かれた集会での横見出(よこみ・いずる)さんのスピーチを掲載します。

横見さんは、神奈川県から山口県に避難された方で、山口県避難移住者の会のメンバーです。
拡散・転載を歓迎します。
改行と見出し位置などの変更をさせていただいています。
原文は、PDFファイルで末尾に掲載しています。


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絶対に上関を止める、3・8を成功させる決起集会 (スピーチ原稿Ver1.1)
           

1.山口県避難移住者の会


1.1はじめに

福島第一原発事故でなんらかの被害を実感し、予感して、山口県に避難移住した人達の会、山口県避難移住者の会の横見です。
はじめまして。
若干の例外はあるものの、日本全国何処へ行ってもどこかの原発から200km圏内ですね。ひとたび事故が起これば200km以上離れていても、私たちのように避難移住をすることになるのです。
良くこう言われます。
「被ばくは見えないから」  「被ばくは感じないから」。
考えて見るとインフルエンザだって同じです。
でもおそろしさが違います。
なぜでしょう?
インフルエンザは自分の力で治りますが、被ばくは蝕まれるばかりなのです。

  形あるものは必ず壊れる、人は必ずミスをする。原発のある限り原発事故はまた起こること必定。
有機水銀、PCB、アスベスト、これらの被害は解決したでしょうか?していません。そもそも今もって被害を認められることすらままならない状況です。
現状で大半の被ばく被害は認定される希望すらありません。

1.2 福島第一原発事故と放射能汚染

福島第一原発事故と放射能汚染について少しお話しします。福島第一原発事故は地震と津波が引き金でした。1号機は直接地震で、2,3号機は津波による電源喪失で、核燃料が溶け落ちて圧力容器と格納容器を突き抜け、ガスを発生させて爆発しました。3号機は限り無く使用済み核燃料プールでの核爆発を疑わせます。4号機はあろうことか核燃料がセットされていなくても原発が爆発するという恐ろしい事実を我々に示してくれました。今もって4号機爆発の納得できる理由すらわからないのです。さらに福島第一原発事故は使用済み核燃料プールという恐ろしい存在に気づかせてくれました。水に浸けておかないと近寄ることも出来ない代物が圧力容器にも格納容器にも入っていないのです。水に浸かっているだけで建物の中に剥き出しなのです。

 原発があるということの意味を良く考えなければいけません。
 放射能汚染は原発を稼働していると日常的に発生します。トリチウムは濾過がほぼ不能ですから垂れ流しになります。ひとたび原発を建設したなら、そこからの放射能が日々周辺を汚していくのです。そして事故が起これば数百年の時を経ても消えない放射能をまき散らすのです。

被害を実感する人しない人
インターネットをよく読む方ならご存じでしょうが、放射能による被害は見えません。ゆえに被害を実感しない人と実感する人が存在しています。
非常に高濃度でない限り放射線が突き抜けていくことを感じることはありません。実際に起こる出来事は健康でない状態に陥るだけです。あらゆるありふれた、また原因不明な不健康がやってくるだけなのです。
具合が悪い、調子が悪い、ストレスだ、疲れが溜まっている、あの人は不運だった、めずらしいことだね、最近多いね、またかね。
のどが痛い、鼻血が出る、咳が止まらない、皮膚がおかしい、疲れやすい、やる気が出ない、めまいがする、気分が悪くなりがち、痣が出来る、呼吸が変、動悸がする、胸が痛い、下痢が長引く。

どれも日常ありうることで、ちょっと多いね、頻度が高いね、ということです。
それを福島第一原発事故と関連づけられる人は避難するという行動を選択肢に上げることが出来るのですが、そうでない人は変わらぬ日常を継続していきます。そこかしこに落とし穴のある道、気づいたら子供の生まれない世界、人口減少が止まらない世界がそこに出現するのです。

1.3 「福島」という短縮の意味するところ

政府は、メディアは、福島第一原発事故によって汚染した地のことを「フクシマ」と呼びます。連呼します。毎日ささやきます。放射能汚染=フクシマだと宣伝し、洗脳しているのです。
これが原発事故における国の対応であり、人々の望なのです。汚染は「福島県」だけだ、逆説的にそれ以外は大丈夫だ、と決めつけていくのです。この意味するところは「切り捨て」。原発立地地域は事が起これば切り捨てられるということです。電源立地交付金や核燃料税はそのための前渡し金だということです。

そして他の汚染地域はもみ消されます。すべての被ばく被害は無かったこととされるのです。佐賀や愛媛や島根で事故があっても山口は認めないでしょう。宮城県に見習い、上関に作って事故が起るとまず山口県は切り捨てられます。そして広島も福岡も愛媛も認めないでしょう。最終的にすべての被ばく被害と放射能汚染は切り捨てられるのです。
良いのですか、それで?遠くの福島第一原発事故だから学ばなくて良いのですか?同じ過ちを繰り返して良いのですか?
山野草汚染は語っています。放射能に汚染されたのは静岡〜青森に至る広大な地です。「フクシマ」という短縮形には二重の意味で切り捨てが込められています。いつか「ヤマグチ」と呼ばれる日の姿なのです。

2 原発は地域を活性化しない

2.1 過疎の地だから原発を作る

なぜ上関なのでしょう?なぜ東海村や大熊町だったのでしょう?
人がいないからですね。人がいないところを選ぶのは危ないからですね。
過疎地はなぜ過疎化したのでしょう?子どもを産まなくなり都会へ集まるからですね。自由主義経済社会では、生産現場と流通が人を呼び町が元気になります。いつしか大規模な工場がやって来て部品メーカーが集まり人々の生活を支える商店が活気づきます。経済の中心には非常に多くの人がやって来ます。人が人を呼ぶようになります。その最たる場所が東京です。日本の人口は減少しはじめています。子どもを産まないからです。だから今、過疎地は都市への人口供給源でしかありません。

  こう言う状況の中で、危ない原発に人が寄りつくでしょうか?過疎地だから原発を誘致したと言う行政もあるでしょう。でもそれは、都市から遠く離れたところで人のいないところだから選ばれたのであって、過疎地に雇用をもたらすためではありません。従って人が集まる要因は無いままなのです。逆に寄りつかない原因を増すばかりなのです。実際に原発を誘致した過疎の地が人口増加しているでしょうか?村が町になり都市化したでしょうか?していません。人気のない箱物ばかりの町がせいぜいなのです。

なぜでしょう?原発雇用は80万人とも報道されていましたがその大半は東京だからです。9割は東京なのです。さらに原発雇用の大きなボリュームを占める点検は転々と原発を渡り歩く作業員頼みをしています。それぞれの地に根付いているわけではないのです。原発作業は被ばくを伴い、被ばく上限で切り捨てられるのです。土着の雇用となるものは極わずかでしかありません。

恐ろしい仕組みはまだあります。交付金は発電が開始されると減額されるシステムです。釣った魚には餌をやらないというわけです。だから次々と作る必要が発生します。安定した明るい雇用を生まないのですから、交付金頼みの行政運営となり、行政を維持するための新たな原発誘致を必要とさせられます。原発地獄の始まりです。上関には次を作る土地がありません。ですから大熊町のようにはいきません。核燃料税は県に入るので上関町は山口県からも切り捨てられてしまうかもしれません。

3 脱原発による新しい価値の創造へ

お気づきの方も多いでしょうが福島第一原発事故によって、今日本の原発はすべて停止しています。文字通りの脱原子力発電、脱原発が出来ています。現状はドイツより進んでいるのです。この脱原発がすでに周辺の海洋環境の改善につながっているとの報告がありますが、ご存じですか?敦賀湾の北方系の魚種の復活や川内原発周辺でのウミガメ等の死体漂着が消失したことなどです。

100万kW級原発の排出する温排水は毎秒70tとも80tとも言われ、温度は7度も高いのです。40度のお風呂は多少ぬるいかもしれませんが、47度のお風呂には熱くて入れませんね。この温排水、トリチウム入りですからさらにたちが悪い。海の様子が一変するのは当然なのです。
原子炉が壊れなくても環境を壊す原子力発電。ひとたび壊れると人が住めない土地になる原子力発電。実際に原発が全部止まっても電気は余っていますし、発電設備も余っています。再生可能エネルギーのおかげで自分の電力の一部を自分で発電することすら出来るようになった今、新たな原発を作る必要はどこにもありません。根拠など存在し得えないのです。

原発はもう不要です。元々は核兵器用プルトニウム製造設備であり、今も日本は原子力発電で得たプルトニウムを保有しています。そんなものはもういりません。
使用済み核燃料は保管場所すらなくなりつつあります。10万年も保管が必要なものを管理出来ると思いますか?10万年前、現世人類ホモ・サピエンスはやっとアフリカから出た時期です。最後の氷河期はほんの2万年前がピークだったのです。そして日本はまだ大陸とつながって島ではありませんでした。

存在理由のない原子力発電など、とっとと廃止しましょう。
新たな建設など愚の骨頂です。
私たちは限られた資源の中でいかに生きるか、本当の豊かさとは何かをしっかりと考えていかなければいけないと思います。
新しい価値の創造によって貨幣経済に惑わされない生活を確立していかなければと思います。
そのためにも、まずは福島第一原発事故で学んだことを実行しましょう。
上関原発は不要です。原子力とおさらばしましょう。


=========== 引用終わり============


横見さんのスピーチ原稿のPDFファイルです。
ご利用ください。
20131214横見さん絶対に上関を止める(スピーチ).pdf


posted by 村のトイレ屋 at 13:00| 山口 ☔| Comment(0) | 上関原発白紙撤回。避難移住者支援。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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