2013年10月14日

山羊除草。岐阜県関ヶ原町は、すごいことをやる。20頭〜30頭が効果が目に見える数か。それをめぐっての会話。

明日は、チーズ講習会。宇部市小野 アクトビレッジおの。9時半から。
参加希望者は、残席ありますので会場へどうぞ。


岐阜新聞から。
耕作放棄解消へヤギ放牧 関ヶ原で除草作業始まる
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20131012/201310120930_21135.shtml
2013年10月12日09:30

以下コピー

 県内各所で11月まで耕作放棄地を解消し、農地の再生に取り組む「農地イキイキ再生週間」に合わせ、不破郡関ケ原町関ケ原の耕作放棄地で11日、ヤギの放牧による除草作業が始まった。

 同週間は、県が農業団体などで構成する県農業再生協議会、地域農業再生協議会と連携して毎年実施。今回は、県内12カ所で約300アールの耕作放棄地の解消に取り組む。

 関ケ原町では、2009年からヤギを飼育。町内各所でヤギによる除草を行い、人手をかけない耕作放棄地対策を実施している。

 初日は、町内の農家3人が所有する土地約10アールに、ヤギ20頭を放牧。ヤギは、雑草が生い茂る柵内で元気に走り回り、むしゃむしゃと草を食べた。放牧は、25日まで行われる。

 このほか14日に郡上市で、地元の河鹿山菜生産組合のメンバーが草刈りを行うなど、各所で順次、耕作放棄地対策が展開される。


コピー終わり


読んでのある友人との会話。
読んで有益というようなものではありません。
あらかじめお断りしておきます。


「岐阜県は、すごいねえ。山羊除草の先進県だね」
「そのように見えるね」
「やはり、20頭〜30頭いないと目に見える効果にならないのかねえ」
「それは言えるかもしれないね、でも、なにか心配だねぇ」
「なにか気になることでもあるのかい?」
「いや、水をさす気はないのだけれど、どうも行政主導のように見えてね」
「行政主導だといけないの?」
「いやぁ、そういうわけではないのだけれど・・・」

「何か歯切れがわるいねえ、自然エネルギー再生エネルギーの促進を経産省が言い出したから国策であり、国策はすべからくよくないという意見もあるけれど、君もそんな意見?」
「そこまで乱暴な議論は誰もしていないと思うけれどねえ、いや、国策でもなんでもいいといえばいいのだけれど、今まで不遇をかこってきた分野が陽の当たる場所にたつことになると、あまりいいことはなくて、限界が露呈したり、ボコボコに批判されたり、実際大小のミスが発生したり、大変だからねえ」
「でも、失敗の影響がどこまで広がるか、時間では無限と言っていいほど、空間的にも測りがたく知るのが難しい原発事故・核の事故に比べれば、問題はないよ。失敗に寛容になれる技術かどうか、一世代せいぜいふた世代で回復可能で取り返しのつく技術かどうかが、とくに福島事故以後では技術論、失敗論の分岐になると思うけどね。ひとりのエンジニアが当該技術に関わって面倒を見ることができるのは20年〜30年だろうか。その間に廃棄物になる、解体もあるものとして責任を取れるかどうかだよね。原発と核技術は絶対的に失格だと思う。廃棄物だけもの問題でなくて、事故の取り返しのつかなさは、ケタ違いの犯罪だ」
「そうだよね、でも、そこまで話を広げなくてもね。ぼくが心配なのは、山羊の行政推進って、あんまり成功していないからね。というか、もともと山羊・羊って大々的に旗振ってすすめる事業ではないのではないのかなあ、と思っててさあ」
「ふーん、ずっとマイナーがいいのだ」
「そうかもしれないなあ。民間でマイナーで、大手企業なんかも参入すら考えないような分野だから放っておいてほしいなあ、という気分もあるのかなあ。いや、そうでなくても、あんまり、行政的な大々的な取り組みは成功していないのではないかなあ、戦後すぐの山羊のブームや羊のブームは、別の必要性から起こったのであって、政策的でないレベルだろうと思うんだよね」

「ふーん、結構難しく考えるんだね。ぼくは、まずは山羊の活躍に拍手、それをすすめる人々に拍手、そして、自分ちの近くで進めばよしとするね。20頭〜30頭が耕作放棄地をみるみる除草する姿を思い描くねえ、そうなると乳も絞り、チーズをつくる人も出てこようじゃないか」

「君は、相変わらずのんきで楽天的でいいねえ」
「はっはっは、まあ先を心配するのは、もうちょっとぼくらで山羊や羊を増やしてからにしようよ、どっちにせよ、そうそう簡単に行政は動かないからさ。というか小さくてローカルで地域循環的なものだけが、行政と民間の関わりとは別の次元でこれからは生き延びられるように思っているんだよ」
「エネルギーのコミュニティ3原則のようなものだね、その発想をもらったの?」
「うん、そうも言えるけれど、もっと前からね、畜産などは小さくて地元密着で資本的にも地域循環的で、身の丈にあった適正技術論的なものでないかと思っていたのさ。エネルギー分野があとから原発事故以後、真似ているようにも思えるよ、まあどっちが先かは、どうでもいいのだけど。311以後世の中は変わっている、変わって行くことが大事と思うよ」

「岐阜の場合は、どうかねぇ」
「今後を見守って、いいと思えば取り入れればいいのでは」
「まあ、そうだね」
「なんといっても耕作放棄地はどんどん増えているからね」
「美味しいそうな草がいっぱいだぁ〜、うれしなぁ〜、この間、運んでいた山羊が叫んでいたよ」
「どちらせよ、戦後以来の出番かもしれないね」
「そうだね」




posted by 村のトイレ屋 at 00:44| 山口 | Comment(0) | 山羊・羊とチーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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