2013年03月21日

言葉への信頼。言葉で変えられる。アーサー・ビナードさんのことで補足メモ。

いのち・未来うべの仲間が中心になって行なっている金曜ウォークと研究会。
毎週金曜日、午後6時宇部市役所前〜宇部新川駅方向へ歩きながらアピール。
(雨の日は、反対の方向、新天町商店街のアーケードの中を往復)
午後7時から8時ころまで、発表と意見交換会。

先週は、「アーサー・ビナードさんの視点」と題して、会員が報告しました。
資料に、戦後の核と原爆、原発の歴史の年表が提出され、途中でアーサー・ビナードさんの広島・中電前のアピールの動画を見ました。

今週も、別の会員が、アーサー・ビナードさんのつながりで、詩集を紹介して話し合うことになっています。それは、YOUTUBE の次の箇所にあるものです。

若松丈太郎 神隠しされた街
http://www.youtube.com/watch?v=Zcr13_1Uk70

他に、彼の出ているいくつかの動画をみていて、「詩人というのは言葉に確かに敏感だが、それだkでなく、言葉の力を信頼しているようだ」と感じました。

それで、「言葉への信頼」というキーワードで、検索をかけてみました。
彼や他の詩人たち、文学者たちの言葉が出てくるのではないかと期待したのです。
あるいは、アーサー・ビナード氏の詩を論じたものがヒットして、参考になることがあるのではないかと、自分の思考の努力を省略して探してみようと思ったのでした。

思わぬものが出てきました。

文部科学省のホームページ
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/toushin/04020301/007.htm

第1 国語力を身に付けるための国語教育の在り方
1 国語教育についての基本的な認識

<国語教育は社会全体の課題>
国語教育に関し,特に重要な役割を担うのは学校教育であるが,その中でも小学校段階における国語教育は極めて重要である。しかし,言葉にかかわる国語教育の問題は学校教育だけに限定できるものではない。家庭や地域社会における言語環境が,子供たちの国語力に大きな影響を及ぼしていることに配慮し,学校教育,家庭教育,社会教育などを通じて,国語教育を社会全体の課題としてとらえていく必要がある。

<言葉への信頼を育てることが大切>
国語教育の在り方を考える場合の根本的な問題として,日本人の多くが言葉の力を信じていないという指摘がある。言葉によって物事が変わり,また,変えていくことができるという言葉への信頼を学校教育の中だけでなく,社会全体で教えていくことが大切である。このような言葉に対する信頼がないと,国語教育そのものが成立しにくくなるだけでなく,日本の社会そのものが危うくなるおそれもある。

言葉への信頼については,コミュニケーションを通して形成されていく面もあり,家庭や学校などで十分なコミュニケーションが行われることが望ましい。特に,学校教育においては,人間関係形成の能力としての「話す」「聞く」「話し合う」の力を確実に育成することが求められる。





下線強調は、私が行いました。
素晴らしい文章だと思いました。
私の祖父は、私が幼い頃、「お上の言うことは信じてはいけない。ひどい目にあうからな」と言って学校教育を無視するように教えてくれました。後年、成長してからも、国労組合員だった義父は「政府のいうことを無条件に信用するほど危ないものはない」と諭してくれました。
私の中に優等生的要素が少ないのはそれらのせいだと自覚する時がありますが、この文部科学省の国語教育についての指摘は、すばらしいと思います。

付け加えるとすれば、3・11以後の政府の事故に対する対応が、「日本の社会そのものが危うくなる」という指弾が的中しているのではないか、ここは多くを論じるところではないか、ということですが、それはさておいても、率直にすばらしい認識であると認めておきたい。

みなさんは、どうですか?

明日、詩や動画を一緒に見ながら意見を出しあってみませんか。



補足 ウォーク・研究会とも、事前の申込不要です。
午後6時 宇部市役所前 
午後7時 緑橋教会へ直接おいでください。






posted by 村のトイレ屋 at 12:07| 山口 ☀| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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