2007年02月26日

公園、街路樹の農薬散布にマニュアルをつくるというが、

ニュース:公園や街路樹への農薬散布、マニュアル策定 環境省、東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kur/20070226/ftu_____kur_____001.shtml
====== 一部引用=====
この方針に辻代表は、毒性を把握しようとする姿勢は評価するが、「指針値は健康な人が病気にならないための数字。現実にいる化学物質過敏症の人たちのための数字ではない。過敏症の人を切り捨てないような対策が必要だ」と主張する。

 愛知県東浦町の女性(50)は、除草剤を含む農薬散布に苦しむ一人だ。彼女は四年前から、微量の化学物質で、激しい動悸(どうき)や呼吸困難に陥るようになった。他の人には影響がないと思われている庭への農薬散布や合成洗剤などを含んだ生活排水が流れただけで、寝込んでしまい、通常の生活がまったく送れない状態だ。
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ヤギの好きな友人とヤギを連れて都会へ行ってみようという話しになった。どこで草を食べさせようか、と検討して
「そうだね、まずは河川敷だね」とひとつはみつけた。
都会でも、河川敷があれば、草は、大丈夫だろう。

「公園はどうだろう」
「そうだね、大きな公園なら草を刈らないように事前に頼めば
なんとか生えてくれ、食事にありつけるだろうね」と話しあっていた。
側で聞いていた別の友人が言った。
「君らは甘いよ」
「どうして?」
「だって、都会の公園は、除草剤でいっぱいだと言うぞ、
それに、街路樹や公園の樹木だって、農薬がまかれていて
実際は、虫一匹いないようにされているのではないの。
木の葉っぱだけに農薬が散布されていて地面の草に影響が
ないと考えるのは、無理があると思うけれど」
「そうかああ、ヤギやヒツジは、草の根本まで深く食べるから
地中からの吸収も多いかもしれないね」
「う〜ん、ということは、都市部の公園はヤギには不向きかねえ」
「河川敷だって、除草剤を使っているかどうか確認しないといけないねえ」
「・・・ということは、別便のトラックかなにかに弁当の乾草を積んで移動しなければならないのか。う〜ん。
ヤギの旅行は簡単でないねえ」

というような会話があったので、
今日の東京新聞のニュースは、とってもタイムリィーだった。
コメントされている反農薬東京会議の辻代表の意見に賛成だ。
そして、マニュアル策定ということよりも、それも大事だろうが、
「今実際にどのような農薬が、どのくらい使われているのか」
その実態を正確に知りたいと思った。
薬品名と量だ。また年間の予算だ。
さらに農薬散布をしないことによるデメリットはなになのか。
代替の措置はないのかなども知りたいと思った。

ヤギを飼うと除草剤が不要になる。
この効果は、意外に大きなことなんだとあらためて推測できる。


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posted by 村のトイレ屋 at 23:40| 山口 | Comment(11) | TrackBack(0) | 化学傷害(化学物質過敏症) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しています。
都会の植物は、かわいそうですね。
元々、都会は人間が住みやすいように創られた街なのにまるで飾り付けのように植物を植えて虫が付いたら農薬散布、枝が邪魔なら強剪定。
生かさず殺さずで小さくなっている街路樹は本当にかわいそうです。
山に生えている植物は、農薬も肥料も要らずに活き活きと成長しているのだから、都会に植物を植える位なら周辺の山を整備して都会の人が憩える場所を造れば良いと思うのですがね!
住み分けして都会はもっと合理的に働く場所で、化学物質過敏症の人たちは、田舎で暮らしましょうよ!と提案したいですね。
Posted by いっつあん at 2007年02月27日 17:04
本当に都会の植物はかわいそうです。
除草剤や農薬などの問題だけでなく、排ガスなどのストレスもものすごいものだと思います。
異常気象もあるのでしょうが・・・。
秋には街路樹のなかでも特にケヤキなどは、紅葉せずに枯れているのをよく見かけました。
そんな大通りのイチョウ木の下で銀杏を拾っている人をよく見かけましたが、私はちょっと食べたくありませんね・・・。
でもそんな都会だからこそ、なおさら、1本の木に荒んでしまいそうな心が和むこともまた事実。
通勤の行き帰りには木々や鳥、空、雲などを必ず眺めています。
Posted by ねこのあくび at 2007年02月27日 22:25
>いっつあんさん
そうですね。
今まで都会の植物について
そんな風に考えたことはありませんでした。
東京なんか、公園と緑地帯が多く
いい方ではないかと思っていました。

でも、みどりを無くすのはどうか???
農薬散布無しでやっていく方法はないのでしょうか。

もうひとつは、都市の規模を限りなく小さくして
農山村に近づける。人口と都市機能を分散させて
植物、動物、それに人間も住みやすい環境に
つくりかえるのが、いいと思います。
Posted by へちまや at 2007年02月27日 22:31
 こんにちは 初コメントです。

ご無沙汰しています。へちまやさん、村の皆様避難住宅作りは進んでいますか。
楽しみに待っています。

農薬問題は火急ですが見切り発車も困ります。
CSの立場からとしては「散布マニュアル」ではなく「無散布マニュアル」にしていただきたいのが本音です。

街路樹も公園樹も単一種を避けて雑木並木、雑木公園
にすれば害虫の大発生は防げます。

成立した有機農法推進法を政府が積極的に指導徹底さ
せることで、農業での農薬使用量を減らすことが出来るかなと思います。

そうすればCSも心おきなく「田舎暮らし」が出来るでしょう。
Posted by ひつき at 2007年02月28日 16:42
こんにちは、へちまやさん。
東京は本当によい方ですね!
目黒の自然教育園なんかは自然の森を残しており、大都会の真ん中で、生態系が上手く残されているのには驚きました。
ちょつとカラスが多いのが都会らしいとこですが。
それに、電柱が無いせいか街路樹が思い切り枝をはれてとても気持ちがよさそうです。

しかし、住宅地や団地になると植物が好きな人ばかりではないので、「鳥がフンをする」だとか「虫が嫌いだから木を伐れ」だとか、行政にいうらしです。

自然離れした人達には自然がむしろストレスになるのだとか?
難しいですね。
Posted by いっつあん at 2007年02月28日 16:53
>ひつきさん、こんにちは。

避難住宅は、ゆっくりですけれど進んでいます。
もう少ししたら、このブログでも書きはじめます。

>街路樹も公園樹も単一種を避けて雑木並木、雑木公園
>にすれば害虫の大発生は防げます。

すばらしいですね。
これは、どういうことでそうなるのですか?
教えてください。

都市でも、農村でも、
ともかく農薬依存社会はなんとかししたいですよね。
Posted by へちまや at 2007年02月28日 23:34
いっつあん さん

>自然離れした人達には自然がむしろストレスになる
>のだとか?
>難しいですね。

う〜ん、そういうこともあるのですか。
でもなにかおかしいですね。
人間は、自然の子以上でも以下でもないものなのに。

Posted by へちまや at 2007年02月28日 23:39
 この分野はぼやきさんの専門ですが、私が理解している範囲で、ということでお許しください。

桜並木を考えてくださると簡単です。
桜の害虫はアメリカシロヒトリ(だけかな?)ですが
一本だけなら発生しても剪定して、この枝だけ焼却してしまえば大抵は終息します。

でも何十本となると何処まで広がるか解らないので、
すぐ殺虫 消毒となります。

虫に強い木、隣り合わせだと相性の悪い木などがある
かも知れません。
ぼやきさんによくお聞きになってください。

避難住宅周辺の植栽に生かしてくださるといいですね。
Posted by ひつき at 2007年03月02日 15:09
避難住宅の完成、楽しみにしておりま〜す。
もう少し暖かくなったら、ぜひ遊びに行きたいです。どうぞよろしくお願いいたします。


さて、ひつきさんのおっしゃる「無散布マニュアル」は、都市公園でも採用されつつあると聞いたことがあります。春先、害虫が枝などに一箇所に集団でかたまっているところをバーナーなどで焼き尽くしたり、枝打ちして退治する方法です。
それも対処できなかったところに局所的に農薬散布するというものです。

>虫に強い木、隣り合わせだと相性の悪い木などがあるかも知れません。

農業分野では、混植による「コンパニオン植物」の有用性もかなり研究されています。

街路樹の混植による効果もある程度はあると思いますが、それはある程度の面積が確保されての話です。また排気ガスなどのストレスがあまりにも酷ければ、それに耐えうる樹種はおのずと決まってしまいます。なので都市型の街路樹に混植は難しいかもしれません。ただ、大発生したときには、害虫も好みの樹木があるので、蔓延を防ぐのには役に立つと思います。

一番の対策は、害虫を食べてくれる天敵をいかに多く誘致することに尽きると思います。
例えば、小鳥です。東京都内の公園や街路樹には、かなり多くの野鳥が生息しています。キツツキの仲間のコゲラや、シジュウカラやメジロなど渋谷あたりでもいっぱい見ることが出来ます。
これは甲州街道(国道20号線)の並木伝いに郊外から野鳥が進入したと言う説もあります。いわゆる「コリドー(回廊)」です。自然は単独では存在できないので、コンクリートジャングルの都会に自然を呼び込むために、緑の通り道を作ってあげる必要があるのです。それがコリドーです。そして野鳥の休息地である大規模な都市公園が、各所に存在することによって、有機的に自然の均衡というシステムが働きます。
この自然の均衡の乱れこそ、害虫大発生の大きな要因のひとつです。

自然農法の畑でも、いかに天敵を呼び込めるかで害虫の被害を防ぐことが出来ます。これは小鳥だけではなく、クモやハチ、カエルにコウモリなども有効です。
意外なのはスズメバチです。スズメバチは恐ろしいものでもありますが、種類によっておとなしいものもいます。「コガタスズメバチ」というのは、かなり攻撃性も低いです。
昨年私の家の庭にこのスズメバチが巣を作っていましたが、多くの害虫を食べてくれたようです。春先に巣の隣の木が毛虫で丸ハゲになってしまったのですが、私は何もせずに観察していたら、夏の終わりには何事もなかったかのように、見事に毛虫の集団は駆逐されていました。もちろん木も旺盛に復活です。
これを人間の手で行おうというのが不可能な話だと思います。果樹園の受粉を一花一花人間の手で行うのと同じです。昆虫に受粉してもらえば簡単です。

天敵を誘致するために、雑木にするのはかなり有効だと思います。それだけ多くの種類の天敵を呼び込むことが出来ますからね。
また、低木、中木、高木の組み合わせも大切です。
Posted by ぼやき at 2007年03月03日 12:33
ぼやきさんを引っ張り出してよかった〜。
私も勉強させていただきました。

町内で市が都市型公園を作ろうとしています。
概ねぼやきさんのお話しに近いことを訴えてきました。市も設計業者もかなりよく理解してくれています。子供からお年寄りまでが楽しめる公園になればいいと思います。

ひとつ?です。
野鳥による虫退治ですが、あちこちで起きているムクドリの大集団被害(フン、鳴き声)はどうして発生するのでしょうか。

ムクドリって都市の河川敷とかプチ里山環境に多いと
思っているのですが・・・

その対策はありますか?
Posted by ひつき at 2007年03月03日 21:16
>ひつきさん
ムクドリは厄介ですね・・・。

しかし、害虫退治にはもってこいの鳥です。
基本的には雑食なのですが、本来田畑の害虫を食べてくれる益鳥なのです。
ムクドリが増えすぎたのは、ムクドリのエサが増えたからでしょう。
カラスが増えたのが、人間の出す残飯ごみの影響のように、なにかの生物が大発生するのは、その理由があってのことだと思います。ムクドリも同じことです。

対処的な対策なら、ムクドリの悲鳴の声を録音テープで流すと良いと聞いたことがありますが、これはただ追い回すだけで、結局いたちごっこです。
抜本的対策は、ムクドリが暮らしやすい環境をなくしてゆくことだと思います。

ひとつは、ムクドリの天敵であるフクロウなのどの猛禽類の棲める環境に戻すことです。都内でも荒川河川敷などにはフクロウの仲間が暮らしています。これをどうにか活用する。
もうひとつは、エサになる残飯をなくすことです。でも雑食なので厳しいかも・・・。

ムクドリで問題なのは、夜間に集団で集まって寝る習性ですよね。なので反対に、迷惑ではない場所にねぐらを確保してあげるという手もあります。公園の一角にムクドリの集まりやすそうな街路樹を作ってあげるのです。
これならば、昼間は個別に害虫退治に勤しんでくれるし、夜間は迷惑にならないので解決です。ムクドリも居場所がないと可哀想です。
この居場所の例として、「鵜(う)」なども鵜専用の止まり木をこしらえてある公園池をたまに見かけます。鵜のウンコはとても強力で、止まり木の下の草木を枯らしてしまうので、被害が拡大しないように止まる場所を指定してあるのです。

居心地の良い居場所を提供してあげるなんて、とてもエコロジカルで私は好きな方法です。
Posted by ぼやき at 2007年03月04日 00:11
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