2007年02月06日

本「なぜ、白ヤギの手紙は黒ヤギに読まれなかったのか?」

小野田孝著「なぜ、白ヤギの手紙は黒ヤギに読まれなかったのか?」
(幻冬舎ルネサンス)

ネットで注文した本が届いたのですぐに開いて驚いた。
この本は、ヤギの本ではないのである。
題名だけヤギなのだ。
実際は、ビジネス書といわれるジャンルの本なのだ。

ヤギの黒ヤギと白ヤギは、コミュニケーションが下手だった。
だから、手紙を読みもせずに食べた。
そして、その無限繰り返しに陥っている。
ヤギはかようにアホである。
人間、とくにビジネスマンは、そんなことではいけないので
「コミュニケーションデザイン」の力をつけて行かなくてはならない。
そのための考え方と練習法を書いてあるのだそうだ。

たとえば、ぱっと開いたところには、
「表情・身振り・手振りの力を身につけましょう」
というところでは、
「笑顔はみんなを元気にします」
「仏頂面は周囲のエネルギーを吸い取ってしまうのです」と書いてある。まあ、そうだろうなあ、とは思うけれど、
ヤギのことはそのあと全然書いてないから、仏頂面になってしまうのは
やむをえない。

繰り返すけれど、私は、ヤギの本だと思って買ったのだ。
少なくとも、「黒ヤギ・白ヤギ」の無限往復書簡の交換がどうしてはじまったのか、気長につづけたのは本当は、ふたりの間に、何らかの好意的了解事項が無言のうちにあって、それで、わざと手紙を開かずに、食べていたのではないか。そんな微妙な意志の通じ合いを分析検討して、もってヤギにおけるコミニィケーションについて考察しているのでは、ないか。そう考えて、わくわくしながら注文したのである。

ワ〜イワ〜イ、アホなのはへちまやさんだよ〜。
という声が、メーメーと聞こえるけれど、やんぬるかな。
まあ、適当に読んだら、食いちぎってくれよう。

くどく繰り返すけれど、私はヤギの本だと思って買ったのだ。
人間の、ビジネスマンのノウハウ本だと思って買ったのではないのだ。
これでは、羊頭狗肉ならぬ ヤギ頭人肉ではないか。

えつ、なんだって?
そんなあわてものに、観察力を深めて表現の基礎力をつけてほしいだって?・・・うんまあね、ほんのタイトルにはだまされないようにするよ。中原中也の詩集「山羊のうた」もそうだもんね。
実際のヤギやヒツジは全然出てこないんだよね。
あの時も残念だったねえ。










posted by 村のトイレ屋 at 23:57| 山口 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヤギの本なんて、へちまやさんが書かないとないよ。
Posted by はたかおり at 2007年02月08日 11:23
ヤギ語と人間語をきちんと勉強してたからだね・・
とヒツジにいわれました。
はい、これからは辞書を使うようにします。
Posted by へちまや at 2007年02月08日 19:49
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