2012年09月17日

一番近い隣りに説明してほしい。山口県議員有志の北九州市への申入れ。

北九州市の瓦礫が今日から焼却されることになりました。
口惜しいし無念だし、何よりも危険なことです。
私は、もともと小野湖の水を守る会で活動していました。
最近は、その活動をほったらかして、北九州市に三日にあげず通っています。
北九州市の瓦礫焼却が始まれば、
水源地の森林にも、小野湖にも、放射能・各種有害物質が、微粒子となって降り注ぐことになります。
すでに東京から野菜購入の辞退の電話が、県内農家に入っています。
運動の非力をお詫びしなければなりません。

とはいえ、このままズルズルと既成事実を積み重ね、1年365日24時間、一日110トンの焼却を許していいというわけではありません。
一刻もはやく止めること、そのことに全力をあげる必要があります。

●日野川流域の裁判で活躍されている高橋謙一弁護士が、手弁当で住民運動の盛り上がりをもとめて、公開質問状を北九州市に提出しています。
近日、説明会を行う予定です。
●県内22団体が、600人近い署名を添えて、山本繁太郎・新山口県知事への申入れを行なっています。県知事として県民の安心安全の確保のために北九州市に一言言ってほしいという訴えです。
●飯田てつなりさんがまとめ役になって国会議員5名の連署で、山口県住民への説明を行う申入れを出しています。平智之代議士(京都)が加わりました。「政治的モラルに欠ける」と被害地元の怒りを代弁しています。

それらに続いて、今日、戸倉多香子県議がまとめ役になって、県内議員有志で県内での説明会を求める申入れを準備しました。

県境は、飛散拡散する放射能・有害化学物質の粒子にとっては、なんの意味もないこと、
北九州市の暴挙の被害をうけるのは、偏西風の風下の山口県です。
小野湖の水を守る活動へのこれほどの愚弄がありましょうか。
しかも、一言の相談もなしにです。
「山口県は関係ない」「安全とわかっているので説明の必要はない」という答えです。
直接、説明を求めた私にも、電話でお願いした母親たちにも同じような答えでした。

北九州市の条例には以下の文言があるそうです。

=================
北九州市自治基本条例 第7 章  国、他の地方公共団体等との関係
28条の2
市は、他の地方公共団体と共通する課題について、当該地方公共団体と相互に連携及び協力をし、その解決に努めるものとする。
===============

もう遅いかもしれない、
でも、一日も早い失地回復、信頼の回復に努めてもらいたいと思います。
市長が考えをかえないのなら、市の幹部職員のみなさん、黙々と危険な作業に従事している現場の職員のみなさん、また議員のみなさん、

そして、なんといっても北九州市民のみなさんに考えて欲しいと思います。


交渉の経過や説明会などの日程は、戸倉県議のブログなどをごらんください。
私のブログやスタッフブログでも情報をお知らせします。
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/

なお、明日は下関市で木下黄太講演会があります。
取り組みのための最新情報は、そこでどうぞ。
一人でも多くの方に、「瓦礫焼却中止」の活動に参加して欲しいと思います。

議員有志の文章をコピーしておきます。
公表されたものですので、どんどん拡散してください。
9月17日午後9時現在。
もっと増えると思います。
=============


平成24年9月17日 

北九州市長  北橋 健治 殿

井上 剛 / 伊原寿加子 / 佐々木明美 / 戸倉多香子 (以上、山口県議会議員) / 宮本輝男(宇部市議会議員) / 田辺ヨシ子 / 山下隆夫(以上、下関市議会議員)  

《震災瓦礫焼却の一時中断及び隣接山口県民への説明会の開催を求めます》

 昨年、東日本大震災と福島第1原発事故によってもたらされた東日本の皆様の苦渋と苦難を思うとき、奇跡的にも被災と放射能汚染を免れた西日本(山口県)に暮らす私たちは、1日も早い復旧復興のために誰もが全力を尽くしたい、との思いであることは、いまさら私たちが説明するまでもありません。すでに、夏休み冬休みをいかした福島県からの児童生徒の保養受け入れ、避難家族の住宅や仕事の斡旋など、県内各地で行われております。

 北九州市民の皆様も、私たち山口県民と同じ思いで、宮城県石巻市の震災瓦礫受け入れと焼却を決められたのだと思いますし、そのお気持ちには敬意を表したいと思います。しかし、残念なことに、処理地に隣接いたします山口県では、県民への説明不足から、疑問と不安の声が数多く寄せられるようになりました。さらに県内で不安が大きく拡散する前に、本日より瓦礫焼却が始まったところではございますが、焼却を一時中断の上、山口県民への説明会の開催を実施していただきますよう、山口県内の議員有志で申し入れいたします。

 山口県民の皆様から寄せられたお声は、瓦礫広域処理の是非、放射能・重金属・各種化学物質が含まれていることへの危惧、燃焼拡散と子ども・妊婦への健康被害の心配など多岐にわたります。また、出荷している野菜の東京の顧客から「北九州市で焼却が始まったら関東と同じになってしまうから購入は見合わせる」との電話が入った農家の方もあり、風評被害や観光地への影響も懸念されているところです。

 山口県は、県内市町での震災瓦礫受け入れについて、これまで、103項目の質問を国に提出し、県民が不安をもたれることのないように努力を重ねてまいりましたが、8月29日に開催された定例市長会におきまして、国より、宮城・岩手両県での地元処理量が拡大したことにより、今後、山口県内での受け入れ調整はしない旨の報告がありました。この報告により、これまでとは、広域処理を必要とする前提が変わったことが明らかとなり、経済的な面からも、西日本での瓦礫受け入れを見直してほしいという意見が多くなりました。
 そこで、あらゆる被害と影響を受ける可能性のある隣接自治体の議員として、貴市に、以下のことを要求いたします。

   1、焼却の実際の把握のための議員による視察
   2、試験焼却時のデータの提供
   3、山口県内(東部北部西部)5箇所程度の住民説明会開催
   (特に日明工場から2.75km〜5kmの距離にある下関市彦島地域には、
     可及的速やかに実施いただきたい。)
   4、以上が終了するまでの全作業を一時中断
                                                   以 上    




posted by 村のトイレ屋 at 21:11| 山口 ☁| Comment(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。