2012年04月01日

最終処分場から水漏れ、千葉県君津市

問題意識は、昨日に続くものです。
処分場は、安全なのか、放射性物質を産廃や一廃として扱うことは、正しいのか。
水道水源は、安全に保たれるのか?

産業廃棄物でさえ危険性と水と命をめぐって論議が起こっているのに、
有害化学物質にさらに放射性物質が加わって、大丈夫といえるのか。

例外的な事故だと言えるのか。


以下、毎日新聞千葉版3月30日をコピーしておく。


君津の最終処分場水漏れ:搬入停止、長期化も 汚泥・焼却灰の処理、難しく /千葉

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120331ddlk12040164000c.html

 東日本大震災後、県内の自治体などから放射性物質が付着した下水道汚泥や焼却灰が搬入されている君津市の管理型最終処分場「君津環境整備センター」で、浄化前の水が漏れていることが明確になった。今のところ放射性セシウムが流出する事態は確認されていないが、昨年4月以降の9カ月間で、約15万2000立方メートルが埋め立てられており、周辺環境や飲み水の汚染を心配する地元住民や周辺自治体の懸念が現実となる恐れが出てきた。同センターは県内最大の管理型処分場でもあり、搬入停止が長期化すれば、波紋がさらに広がりそうだ。【黒川晋史】

 有害物質の埋め立てが可能な同種処分場は、県内に3施設しかない。しかも、原発事故以降、下水道汚泥や焼却灰の処理が難しくなり、搬入量が急増しているが、ゆとりのある施設は拡張工事中の同センターしかない。

 今後の放射性廃棄物の処分を事実上、頼らざるを得ない状況の中で、今年1月、同センターの水質検査用の井戸から、平時の最大約20倍に及ぶ高濃度の塩化物イオンが検出され、水漏れの疑いが急浮上。県は同センターを運営する「新井総合施設」(君津市)に対し、廃棄物の搬入を停止し、原因を調査するよう勧告した。

 30日に公表された調査結果によると、漏れた水から産廃処分場で処理前の水に多く含まれる臭素イオンなどが検出された。ヒ素や鉛など重金属も微量ながら測定され、漏えいの事実がはっきりした。

 原因について、同社は産廃を包む遮水シートは破れていないものの、施設内にたまった雨水が産廃を包むえん堤からあふれたと分析している。水を回収するポンプの運転も、何らかのトラブルで止まっていた可能性もあるとしている。同社は県の指導に基づき、内部にたまった雨水などを減らすためのパイプを増設したり、水漏れ防止の井戸を掘ってくみ上げるなど、対策を実施しているという。

 県内では管理型処分場の水漏れは、今回が初めてではない。同じく放射性物質を含む汚泥などが運ばれている富津市の処分場も06年、数年間にわたる処分場の水漏れが発覚。漏出は敷地内にとどまったが、地下の固い岩盤のみに遮水効果を頼った反省から、現在は遮水シートを敷いた隣接する別の場所に廃棄物を埋めている。

 周辺住民からは健康被害を懸念する声も少なくない。両処分場への放射性物質搬入中止を求めている環境団体「放射性物質から生命を守る市民の会」の山田周治会長は「なぜ漏れたか、もっと原因を追及してほしい。責任を事業者や自治体に転嫁する国や東電の姿勢が一番の問題だ」と指摘している。




posted by 村のトイレ屋 at 07:57| 山口 ☀| Comment(0) | 水処理倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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