2006年10月21日

長谷川煕著「新幹線に乗れない」

化学傷害(化学物質過敏症)の患者は、新幹線に乗れない。
乗ると苦しくて途中でおりなければならない。
だから、空気清浄機を乗せて自分の車で長距離移動をしなければならない。
多くのひとから経験としてこのことは、聞いていた。

この本は、それがなぜなのを解き明かしてくれる。

「ゴキブリがいたことを乗客が車掌に告げでもしたら、走行中に車掌から担当指令に電話で速報され、電車は基地に入るや、定期散布とは別に全車両が薫煙消毒される」 第3章 新幹線に乗れない 電車、飛行機に広がる農薬汚染 49頁

新幹線車両では、アンケート回答では有機燐系ではないというが、薬剤の散布を定期的に行っているという。

この本のメインは、第1章の 無人へりによる有機燐農薬散布と、近隣住民のうつ、神経・精神障害である。ここで全体像が明らかにされる。

有吉佐和子著「複合汚染」で告発され、ほぼ問題は解決したかのように
私は、漠然と思っていたが、全然そうではなかった。
じっくり読んで論議を深めたい一冊だ。
(築地書館、2006年4月刊、1,600円+税)

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posted by 村のトイレ屋 at 00:12| 山口 | Comment(0) | TrackBack(0) | 化学傷害(化学物質過敏症) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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