2006年10月06日

澤地久枝さんの講演会

●時々、雨
●今日(10月5日)は遠出なので午前中、思いっきり外で草を食べさせる。
といってもロープを少し長めにしただけど。
マア気持ちは汲んでよね。
刈払機を買ったのでボクも除草作業をする。
刈った草を小屋に放り込んで
今夜明日の飼料とする。
「君らは監禁だと誤解するかもしれないが、
これが世間の山羊・羊の姿なんだからね。」
と一応言っておく。納得はしていなかった。

●アイガモ5羽をある人のところから
ある人のところへ2時間かけて運んだ。
金網を天井まで張ってあり、
中に床付きの小屋があって
イタチも襲ってこない。

そこのお宅には馬がいて
アイガモをみて何かなあという目で見ていた。
放し飼いされた馬がぬ〜とよってきて
長い顔を目の前に見せた時にはびっくりした。
ボクの体から山羊の臭いがするから珍しいんだよ、
飼い主が言った。
馬に好意をもたれていることは感じた。

動物のいる風景はいいなあ。
ここに、山羊がいればいうことなし。

●夕方、宇部市であった澤地久枝さんの講演会を聞きに行った。
憲法9条の会うべの結成記念講演だった。
妻が、中学校時代の恩師に誘われた。
当時の同級生も一緒だった。おそらくその先生も講師の澤地さんと
同じくらいの年齢なのだろう。
戦争を繰り返してはならない、
戦争で命を粗末にしてはならない
という気持ちの強さは、独特のものがある。

会場は、中高年が多かったが(会場いっぱいの参加者で後ろの方は
椅子に座れずずいぶんたっている人がいた)若い人もずいぶんいた。

講演は、ミッドウエィ海戦など多くの戦争体験者と残された家族にあって、話を聞いて感じたことを具体的に語られていた。
「命の重さに違いがあるわけではない、どれも重い」
と語っていたことが、とても説得力あって、腹にしみた。

太田光共著「憲法を世界遺産に」が紹介された。
太田光がテレビで「憲法9条に感動した」と発言したら
国会議員らが「漫才師が何を生意気な」とばかりに総攻撃したそうだ。
いじめのようであったという。
テレビで9条擁護を語ることは、いまや異端扱いなんだそうな。
「それをあえて発言した太田光さんは勇気ある一歩を踏み出した。
えらいと思った」と語っていた。

若い世代に9条を大事にしたいという人が出てきたのは
うれしいことだ。
実はこの本はボクも読んでいる。
宮沢賢治論とかその他豊かの知識の開陳の箇所は飛ばして読んだ。
9条評価のところは丁寧にゆっくり読んだ。
「奇跡的に生まれた理想の憲法」という箇所はとてもよいと思った。
侵略戦争に対する心からの反省が、うんだものである、
そういう意味では奇跡ではなくて、やはり歴史がうんだものと
思った。

●戦争は、生命を軽くみることの典型だ。
そこには、環境保全の取組みも「戦争だから」という理由でふっとばす
野蛮さももっている。「共生の思想」も手もなくひねりつぶして
しまう兇暴さをむき出しにしてくる。
憲法9条は、その防御壁だと思う。
同時にその考え方の基礎にあるものは、人間尊重だと思う。
血で購った痛切な体験と人間的な理想が一体となっているところに
9条のすばらしさがあると思う。

前に紹介したけれど、屋久島の詩人、故・山尾三省さんが
家族に残した遺言で、
神田川の水を飲めるようにすること、原発を廃止すること
と並んで、三つのうちのひとつとして、
憲法9条をして世界の憲法にすること言っている。

守る歯止めであるとともに
世界市民共通の思想になりうる高さをもっていると
思う。


澤地さんの本の販売とサイン会があったので一冊買って
サインしてもらった。ややミーハー?まあ、いいか。


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posted by 村のトイレ屋 at 00:13| 山口 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 澤地講演の写真が山口民報という新聞に載っています。その中央右寄りに、親しみやすい髭めがねのおじさんが写っています。通路のそばに座って熱心に聴いている様子が見えます。
 私はこの講演で澤地さんが何を話したか知りませんでしたが、出張先で太田光・中沢新一の「憲法9条を世界遺産に」を買って2/3読みました。なかなか面白い視点が述べられています。そのうち私もブログで取り上げることにします。
Posted by みやきん at 2006年10月14日 09:56
みやきんさん、コメントありがとうございます。
本の感想、楽しみにしています。

総理が山口県出身だからと言って
山口県庁やマスコミが
「県民みんなが歓迎している」というのは
おかしいですよね。
別に、共産党にかぎらず、
多くの人が
憲法9条をいじることに不安を感じている、
ここでひとこと言っておかねばならないと思って
いるのが実状ではないでしょうか。

よその県の人に悪いからもうそんなに道路をつくって
くれんでもいいよという意見も聞きました。
総理大臣がよけいでたから
山口の道路は県道でも国道並みによい、
と自慢するのもなんだかなあという感じなんでしょう。




Posted by へちまや at 2006年10月15日 06:32
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