2011年10月25日

水戸黄門はもう終わったのか?

ある会話。
銭湯のサウナで。
2011年7月某日。思い出し記録、へちまや。
山口弁は、標準語に変換。



「テレビの黄門様は、もう終わってしまったらしいね」
「いや、キャストを変えてまた半年後に再開されるんでないの?」
「どうも、そうでもないらしいよ」
「へぇ〜、それは寂しいね」
「山口にも、一度は来ると思ったがねえ」
「そうだねえ」


「うちの子がねえ、もう30越えたけれど、」
「ああ、学校につとめているんだってね」
「そう、そいつがねえ、世の中には悪い人間がいるんだってこと、この水戸黄門で知ったんだって」
「ふーん、ボクなんかは鞍馬天狗かなあ、悪い人間と正しい人間がいると思ったのは」
「俺は、ジャンバルジャンだねえ、三銃士もそんなんかなあ」
「やっぱ、勧善懲悪は必要と思うよ、単純なことだけど、白黒ははっきりさせないとね」



「でもさあ、水戸黄門の印籠って、これからもっと役に立つと思わないかい」
「そうかもね」
「う〜ん、たとえば山口県庁に行ってね、祝島の民の苦しみをなんとこころえる!ってやるんだよ」
「県知事の部屋でかい?」
「そうだよ、並み居る役人のみなさんは、どうするかね」
「知事もだよ、国の方針で変えるっていうだから腰が座らないよね」
「ころっと態度を変えるかね、テレビでは8時45分だけどね、46分の時もあるし、43分のときもあったよ」
「よくそんなことまで調べているもんだね」
「ああ、それが楽しみで、それまでは、呑みながらぼ〜と見ているからね」
「でも、はっきりしない知事だね」
「知事は、殿様だろ。殿様は殿様らしくばちっと決めて欲しかったね、東京電力の福島の原発事故が起こっても、煮え切らなかったよ」
「そうだよね、でも、水戸黄門もね、殿様にはだいたい甘いんだよ。だいたい、やっつけるのは、悪代官でね、代官クラスと相場が決まっているのよ」
「それにしては、いつも藩の豪商と組んでいるよ、代官は」
「そうだね、そうそう、家老のときもあるね、どっちが多いかは数えていないけれど」
「ふ〜ん」


「ところで、あの印籠はどうなるのだろうね」
「どうなるって?」
「いや、分けてくれないかなあ」
「どうするの?」
「どう考えても、許せなくてねぇ、福島の人があまりにもみじめではないか、その責任者だろ」
「誰が?」
「今の福島県知事、市町村長と組んで原発を福島に誘致したんだろう、東電と越後屋関係にあったとしか思えない」
「越後屋って、お主もわるよのう〜、の、あの越後屋?」
「じゃあ、東電は越後屋?」
「そう」
「じゃあ、幕閣の悪者は?」
「経産省」
「そこへ、印籠もってゆくの?」
「そう」
「一人で?」
「いや、君がスケさん、だれかカクさんを探してきてよ」
「印籠は、複製をつくってばらまいて、100チーム、1000チーム、万チームの黄門さんが、乗り込むってのは、どう?」
「おもしろそうだね、ちょっと子どもにも相談してみよう」



印籠をもった黄門集団が、あらわれたというニュースは、まだ聞かない。
でも、日本の庶民は、鋭い知恵をもっているんだなあと思った。


posted by 村のトイレ屋 at 17:11| 山口 ☁| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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