2011年10月18日

羽釜でご飯。「ライフスタイルのモデルチェンジ」(天野祐吉さん)

小野湖の水を守る会で相談して羽釜を買うことにした。
稲刈りや畑の集まりで、現地でご飯を炊いて食べたほうがいいだろうということで、みんなでそう決めた。

購入の報告をお疲れプーさんが、ブログでしている。
http://ubesns.jp/blog/blog.php?key=33365
これで、小野湖の水を守る会のメニューも増えて楽しさがます。
現地に出来るだけ多くの人に来てもらえるようになればうれしい。


あったか村でも、子どもたちの集まる体験教室でカレーを炊くときに必要なので、古道具屋で格安の釜を見つけたときに買った。
レンガを組んで簡単なオクドさんをつくってそこにかける。
羽釜の名前の由来は、釜の周りの縁が広く羽状に巻いてあることからついたと思われる。これのお陰で、オクドさんにうまく乗り、何と言っても、熱が無駄に逃げないので熱効率がよくて、炊きあがりが早い。もちろん、おいしい。
よく考えたなあ、と炊くたびに思う。

もちろん、電気釜のようなタイマーもセンサーもついていないので、炊き上げる判断は、人がする必要がある。音がなったらスイッチを切るとか、自動的に切れて保温に切り替わるとか、そんな風にはいかなくて、硬い米が残っているとか、オコゲばっかりとか、数回は失敗の経験をする、(注、私の場合。器用な人は一回でうまくゆく)。でも、よくしたもので、「はじめチョロチョロ、中ぱっぱ、赤子泣いても蓋取るな」の昔から言われている要領で炊くと、少々オコゲが出るくらいで大概何とかなる。
我慢できずに途中で蓋を取ったこともあるけれど、それで特に味が変わったとも思えない。大概なんとかなっている。
このあたりの呼吸を子どもたちが喜ぶし、私も楽しい。
水の量は米とどのくらいの比率ですか、時間はどのくらいですか、とかの質問も当然出てくるが、追及したい子は追及したらよい。止もしないが勧めもしない。

電気釜といえば家電の雄だが、その前は、あかり、電灯が家電界の花形だったろう。その電灯のコマーシャルにこんなものがあるよと天野祐吉さんが紹介している。つくったのは、中島信也さんで、テレビで「カシャッと一句575」の審査委員長をしているのを見たことがある。

そのコマーシャルは、ここで見ることができる。
http://amano.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_d0171730_612549.jpg.html

そして天野さんのコメントも書かれている。
http://amano.blog.so-net.ne.jp/archive/20111017

なーるほどねえ。
しみじみとしますねえ。
画面の暗さと、役者の渋さと、コピーの素晴らしさと。
コピーは、「明るいだけでは未来は暗い」

決まってるねえ〜。
また天野さんのコメントもツボをついている。
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どの企業も「豊かな生活」のイメージのフルモデル・チェンジをしなきゃおかしい。
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ライフスタイルの転換ということも、こういうふうに言われるとまた別の説得力があるなあと感心した。


さて、羽釜である。調べてみると値段を別にして、無理に古道具屋で探さなくても、街場のホームセンターに、大中小のそれぞれ、品物は揃っている。木の蓋が案外高くて、「へぇ〜、こんな所にも間伐材の需要はあるのか」と思った記憶がある。思ったより、よく売れているのだろう。人は、そんなに突飛なことを考えないから、私達が羽釜がいいねえ〜、今度使おうよと考えていることは、3・11以降の状況では多くの人も同じように考えているのだろう。

私たちの世代は、真っ黒な釜の底やオコゲの記憶を持っているので、それをもっていない若い世代の母親父親を飛び越えて、その子どもたちに自慢できる。もっとも簡単にマスター出来ることなので、大きな顔をすることでもないが、世代間交流のよいツールにはなる。それも、野原の飯炊きの楽しさである。小野湖の水を守る会の米作り脱穀作業日は、今度の土曜日10月22日である。あったか村でも近いうちにまた炊きたくなった。仲間と相談してみよう。




posted by 村のトイレ屋 at 10:07| 山口 ☁| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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