2011年08月19日

宇部市の防災対策は万全か?(第一回環境サロン)

●納豆に凝っている。といっても、自分で作るというようなことでなくて、市販の納豆をなんとでも一緒に食べるのだ。昨日は、朝、トーストに挟んで食べた。おいしかった。

●斉間満著『原発の来た町』(伊方原発)の序文に紹介されている言葉、田中正造の「辛酸入佳境」とは、もともとはどんな意味なんだろう。泊原発の営業運転再稼働を北海道知事が正式に認めたという。3・11福島の事故を経てのこの決定はとても信じられない。事故の放射能汚染の全国的な拡散、当の福島の汚染の危険さ、東日本が壊滅しかねない状況なのに、こんな決定を下すことが信じられない。人為的な辛酸は、まだまだ続くのか。

●宇部市まちなか環境館・環境サロンは、定員の20名をこす人たちが集まった。質疑応答の形であったが、参加者に発言してもらうことができた。

●弘中秀治さん(宇部市災害危機管理課の係長)は、内閣府の研修員もかねている全国レベルのエキスパートだ。こんな専門家が宇部にいたのかと参加者が驚いていた。

●私が、一番印象に残ったのは、「日本列島に住んでいるかぎり地震はいつもあるものとして、つきあっていく以外にない」ということばだった。世界の地震発生地域を赤い点で示した図が紹介されたが、日本列島は隙間なく真っ赤だ。常在戦場ということばがあるが、常在地震、常在災害の列島なのだ。

●宇部市の津波被害シュミレーションも作られていた。南海地震で2時間後に瀬戸内ー山口ー宇部にも津波がやってくるというものだった。質疑応答は、ここに集中した。

●地震予知の信頼性はどこまであるのか
伊方原発への被害、その安全性はどのように評価されているか、
「開作」(埋立地)の実際、液状化の問題。
地域の自主避難組織と東北の避難所の運営。
ボランティアの経験を地域に還元すべき。
宇部市の3・11震災を受けたあとの防災見直し対策は行われているのか
・・・・

●宇部市の新防災対策案は、国もまだできていないこともあって、県レベル市レベルで検討委員会をつくって目下行っているとのことだった。国や県の方針もあるだろうが、地域の実際に密着した宇部独自のものを早急に作るべきではないか、という意見が数人から出された。


●以下の質問・提案があったことも記録しておきたい。

災害や地震の記録を西暦と元号で表記するのは、思考が混乱する。西暦に統一したらどうか、国が駄目なら宇部から周辺に提案して流れをつくったらどうか。

これだけの災害・地震列島で実際に災害が起こっているときに、今ひとつ、人災を生んだ原発はなんとかならないのか、その存在はとんでもないことではないか。

3月11日直後、千葉のコンビナートで有害物質が流失したとニュースが流れた。宇部興産をはじめ危険な化学物質の災害時の管理は大丈夫か。

●反省点:若い仲間が、Ustreamで実況中継してくれた。書き込みもあった。次は、事前のPRをもっと早めに行って広げるための道具としていかしたい。

●私の感想:環境サロンを開いてよかった。最初のテーマとして地元の対策に議論が集中したのもよかった。
やり取りを聞きながら、宇部市では今まで避難所を開設したような災害があったかどうか、その場合はどんなものになったのだろうと考えた。また、弘中さんの話は、こまめに公民館レベルで巡回開催するとともに、渡辺翁記念会館くらいで大規模に講演会を開いてもよいのではないかと思った。東京からテレビに出ているというだけで講師を呼んで高い金を払って「講演」を聞くよりもはるかに有益だろう。
「知の地産地消」の素地は十分あるのだ。

●次回環境サロンは「水と食物の大切さ」第1回 8月25日(木)

環境サロンシラバス2011年度−1.pdf

写真は、うべっちゃのお疲れプーさんのブログに掲載されています。











posted by 村のトイレ屋 at 09:26| 山口 ☁| Comment(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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