2010年12月26日

中谷比佐子『きものという農業』:循環型生活思想

中谷比佐子著『きものという農業』(2007年)三五館

そのままメモです。
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「石油を知らなかった19世紀中頃までの日本は、人の生活は食糧・衣類・建材・肥料のすべてを植物でまかなっていた。植物に依存していたが、植物を愛してもいた。それゆえ植物の循環を生活の基礎に据え、植物からいろんなことを学んでもきた。


「20世紀に入ると石油が発見され、その使い勝手の良さに世界中の人が虜になっている。・・・その石油は20世紀の100年で、半分近く使ってしまったそうだ。あと4,50年で石油はなくなる。/そういう状況のなかでは循環型の生活思想が尊い。」


「循環できないものは、食べたり、身につけたりしない。それがこれからの生活の基本となる」
posted by 村のトイレ屋 at 23:49| 山口 ☔| Comment(2) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
循環できないもの・・なるほど、=生活環境だなぁ
Posted by ちびび at 2010年12月27日 20:39
コメントありがとうございます。
この本は、とても素晴しい本です。
石油がなくなったときに衣食住をどうするか。
循環というキーワードで、「衣の分野」で植物と農業の大切さを実例を追って説いています。
蚕と桑と絹、棉と綿が印象に残りました。
「きものと農業」という発想がおもしろいです。
衣類をつくるのは、工業だとされている今の時代に素材をつくる農的な方法に注目しています。脱石油工業時代を迎える先駆です。

一軒の家の中で蚕を飼って共に住み、その呼吸を聞きながら生活していた時代があったんですね。

Posted by へちまや at 2010年12月28日 07:32
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