2010年12月26日

soilは土壌で、night-soilは、何故糞尿になるのだろう?

soil 土壌 土

soil の動詞  〜を汚す 

night soil または naight-soilの用例
night soil
し尿、人糞肥料、糞尿
night soil disposal plant
し尿処理場
night-soil disposal
し尿処理
night-soil treatment
し尿処理
night-soil treatment plant
し尿処理場[施設]
collect night soil
糞尿を集める[くみ取る]

以前から疑問だった。
土が夜になると何故糞尿になるのだ。
英語っておかしな言葉だな〜と思っていた。
また、soil が動詞で使われると汚くする 汚すというようになるのも
おかしいぞ。
どうも、soil は、糞尿がらみの言葉だなあとは、うすうす感じさせられていた。

次のような文章を見つけた。

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.....「消費の排泄物(および生産の排泄物)をどう扱うかは、人間の自然観――自然と人間の物質代謝観――を端的に示すものとして重要な意味がある。アジアの農業が古い時代から人糞尿をうまく利用し、土地から奪ったものを土地にかえしてきたのに対し、ヨーロッパでは、一般的にいえば人糞尿を扱いかねてきた。
 中世のヨーロッパにおいても、人糞尿がまったく利用されなかったわけでなく、たとえば16世紀のイギリスのタッサーの農書には、「便所を掃除し・・・夜中にその荷を運んで菜園に溝を掘って埋めなさい。そうすれば、いろいろな作物が非常によく育つでしょう」(THomas Tusser,Five Hundreth Good of Pointes Husbandry...1573の中の「11月の農作業」のところ参照)という箇所があるほか、人糞を意味する“mens dung”とか“night soil”(或いは単に“soil”)ということばも、いろいろな文献に出てくる。
   椎名重明『農学の思想』(1976年)東京大学出版会,132頁
     
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ここから、中世イギリスでも、糞尿がつ使われていたことがわかる。
溝を掘って埋めるというのは、果樹などの行われている方法で日本でも文献がある。

夜中に糞尿を扱う作業をしたから、夜と糞尿の結びつきがうまれて、
night soil は、糞尿となった。
う〜ん、それなりに納得できないこともない。

しかし、次の疑問がわいてくる。
何故、夜中に運んで埋めるのだろうか。
日本では、夜中に行われていたという話は、聞いたことがない。
溝は、昼間に掘っておくとしても、
昼間に埋める作業をしてはいけないのだろうか。
臭いがきついために埋めるのは夜にするのだろうか。
夜で固定しまったのだろうか。

この疑問は、しばらくとっておこう。

なお、中国には「糞壌」という言葉があるそうだ。(李家正文さん)






posted by 村のトイレ屋 at 18:03| 山口 ☁| Comment(0) | 水処理倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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