2010年04月23日

絵本『エンザロ村のかまど』

とてもいい本です。
 文 さくまゆみ 
 絵 沢田としき
 福音館書店

絵が、とてもすばらしい。
なるほど山にくっついた村の風景は、
こんな風に描くものなのですね。

  
enzaro-kamado02.jpg





文章も、すてきです。

かまどのことがわかります。
絵とあわせて、かまどの作り方はこれで
ばっちりです。
とくに、和式のかまどより、使う人の背丈にあわせて
調整しているのがすばらしいですね。構造もレンガをつかっていて、工夫があります。
家々によって、工夫がありそれぞれ違うというのも、いいですね。

日本の昔のかまどを知らない人は、
巻末の絵をみるといいでしょうね。

今度、このかまどをあったか村で作ります。
山口県立大学の地域共生演習という学生を迎えた授業のときに、プログラムとして行なう予定です。
このかまどをアフリカ・ケニアで普及させた岸田袈裟さんを偲ぶ意味もあります。国際交流、海外支援ということを考える中身にしたいと思っています。


enzaro-kamado03.jpg




日本の伝統的な技が、とても役に立つのです。
電気や複雑なメンテナンスが必要なものはかえって、持ち込まれれても困るのです。
それと、日本で昔使っていたよりも、さらに工夫されてよくなって行くのです。
「肥溜めと畑の知恵」が、ガスの燃料利用になってプラスされてくるような構造がありますね。
(「先進国」のライフスタイルへの反省もあります。)


今あったか村で今作っている炭窯に比べれば、
簡単なようですが実際、私たちで簡単に出来るかどうかはわかりません。


絵本だから小学生を対象にしているのでしょうが
大人こそがしっかり読む本だと思いました。

参考:アマゾンの「エンザロ村のかまど」
http://bit.ly/dfjDSE

私のブログ、岸田袈裟さんを偲ぶ もあわせて参考にしてください。
http://bit.ly/bKwgg7



クリックで応援してください。
人気ブログランキングへ
posted by 村のトイレ屋 at 11:05| 山口 ☁| Comment(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。