2006年03月08日

安渓遊地編著「やまぐちは日本一」

山口県に日本一は、どのくらいあるのでしょうか。
あるところで食品加工機械(蒲鉾製造機など)では、相当のシェアを誇っていると聞いたことがあります。他にもいろいろと意外なところに日本一はありそうな気がします。

しかし、個々の分野に区切らず、ずばっと一刀両断のように鮮やかに言い切ったのが、
この「やまぐちは日本一」という本です。存在すること自体が、日本一ということですね。
ですから、その根拠は、


山口という土地と気候風土とそしてそこで暮らす人々なのだから、絶対に揺らぐことはないわけです。
この書名を聞いた山口県出身である都会で暮らしている人が、
「ああ、恥ずかしい、そういう思いこみが山口なんだよね」と語っていたとか。
そうでなかったら、明治維新の原動力などに到底なれなかっただろうよ、
という説は、よく聞くところです。たしかに、思いこみの強さは、山口の県民性かもしれません。
いかなる根拠で、あの人はあそこまで自信満々なのか、という人にお目にかからぬわけでもありません。

でも、この本の言わんとしているところと思いこみの問題はちょっと違うように思います。
編著者の安渓さんは、新聞のインタビューに答えて
「日本の農山村のいたるとろに、住んでいるところのよさを再発見して、そのすばらしさを伸ばしている人がいる。その意味で、○○は、日本一というのが47でてきてもおかしくない」と語っています。日本一という言葉が、威張りちらすためのものでないことは明白ですよね。
いずれにせよ、これから山口県で田舎暮らしをはじめたいと思っている人、その下調べをやってみたい人にとっては、この本は必読です。ぜひ、お読み下さい。

なお、水処理通信164号に、内容の紹介を書いています。ご覧下さい。
また、「続やまぐちは、日本一ー女たちの挑戦」という続編もつい最近出されています。別の機会に感想を書かせてもらいます。
(ともに弦書房刊。「やまぐちは日本一」800円+税。「続やまぐちは日本一」1000円+税)
posted by 村のトイレ屋 at 16:21| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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