2010年01月25日

自然薯の味(法事の席で)

一昨日、田舎の従兄弟の家の法事に出席しました。
お坊さんと身内だけの集まりで話が弾みました。

山のふもとの里ですが、ほとんど全部を最近の習慣で、
仕出料理でまかなっていました。それなりのご馳走です。
それぞれの器にラップがつけられています。
ひとつだけ、お椀でだされたものにラップがついていないのが
ありました。

山芋を摺ってゴマを少しふってあります。
一口食べる。おいしい。

「どこで作ったのですか?」
「もちろん、畑よ」
「山から掘ってきたものではないんですね」

「実はねえ、近くに自然薯の栽培をやっている人がいて、そこで
売ってもらったものなのよ」
「へえ、あのパイプの半割を埋める方式ですか?」
「そうみたいやなあ」
「いや、そうではなくて、あそこのは、竪穴にしているそうやで」
「横パイプだと味がおちるそうやとか」
「いや横穴でも、山の土を畑に運んできて、パイプに詰めるそうやど」
「それ、テレビでやっていたなあ」
「竪穴方式だと掘るのが大変だろう」
「いや、ユンボで掘る工夫がついたらしいぜ」
「へえ、そうですか」

「それで実際の味は、どうなんですか?」
「今食べているのがそうなんやが、どうだろうねえ」
「昔の方が、もうちょっと野性味があるような感じですけど」

「そうなやあ、今から山に行って掘ってみるか」
「そうしましょうか」
といって、立ち上がりましたが、男どもは皆酔っ払っていて
足元ふらふら。

山行きは止められて断念し、
山芋掘りの回顧的技術論を互いに開陳し、
(「掘るよりも蔓を見つけのるが大変」「早めに自分の印をつけておくんだよ」「途中できったときは口惜しい」など)
山に入ることはあきらめて、さらにビールや焼酎を呑み続けました。
私は、結局、お椀3杯の汁をさらさらと喉に流し込み、
最後に熱々のご飯にかけて食べました。

味は、もう一度、それぞれを並べて食べないことには
どうもはっきりいえません。
早い機会に、山のものを掘って比べようと思います。

posted by 村のトイレ屋 at 08:45| 山口 ☁| Comment(0) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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