2009年05月12日

水道組合:水道の原点

法事に参加するため田舎の従姉の家に夫婦で一泊しました。
お茶がとてもおいしいので水はどこから引いているのですかと尋ねました。
30年前に井戸を掘って、水道組合を作り当番を決めて管理している、その後行政の引いた水道もできたが、味がよくないのでそれは洗い物などに使うことにした。集落24戸の総意で組合はつづけ、その井戸水は飲用と食事などに使っている、とのことでした。

毎月10日が水の見回りと各戸のメーターをはかる日で、従姉はたまたま法事にあたっていたので、近くの人に交代を頼んでいて、その人が従姉の家のメーターをはかりにきました。75歳になるそうです。
「コーヒーかお茶にするかえ」
「ワシは、水しか飲まん」
「ああ〜、そうじゃったねえ。」
というやり取りがあって、「せっかくだから」とその人はコップの水をうまそうに飲み干して帰りました。

「当番になるとメーターをはかったり、記録したり、維持管理のためにお金をためたりと大変だけれど、自分の毎日飲む水は自分でめんどうをみないとねえ」と従姉は語っていました。

水道の蛇口をひねれば水が出るのでつい忘れていますが、行政の水道制度ができるまでは、どこでも個人や集落単位で水の管理をしていたのでした。昔と今の水源はどこでどんなものかを知ることは、人びとの暮らしの土台を知ることになるようです。

東京都民は、何百キロと離れた他県にダムを作り水を引いています。
大阪の人は、琵琶湖からの水を何度も浄化して使っています。

宇部市の場合は、大都会ほど水源と離れているわけではないが、
田舎ほど身近というのでもありません。
多くの地方都市の典型でしょうか。

水源に対してどんなスタンスをとるのか。
そんなことを意見を出しあいながら考えたいと思います。

「環境の本を読む会」第5回は、富山和子著『水と緑と土』の第5章を読んだ感想を語りあい、そのあと、宇部市民の水源地の小野湖のある小野地区住民をゲストに迎えてお話を聞きます。
産業廃棄物処分場の建設計画の話も出ているので、そのこともお聞きします。


環境の本を読む会
とき:5月21日(木)6時〜9時
ところ:サンライフ宇部 会議室
主催:NPO法人うべ環境コミュニティ 



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posted by 村のトイレ屋 at 07:47| 山口 ☀| Comment(0) | 水処理倶楽部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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