2009年03月11日

カーネル・サンダースの呪いの解けるとき

阪神タイガースファンに朗報!
呪いが解け、今年は日本一間違いなし!
・・・ビッグニュースですね〜。
でもなあ〜。

1985年10月、阪神タイガースの優勝の年、
道頓堀川、戎橋からに放り込まれたままの
サンダース人形。
3月10日夕方、遊歩道整備工事のため
もぐっていたダイバーが見つけたという。
橋から、200m西に行っていたそうです。

24年間で200m流れていたことになります。
年間約8.4mの移動。この流れは、速いのか遅いのか、
ヘドロも川底に溜っていることだし、
他の投棄物もあったことだから、さぞや動きにくかっただろう。
画像では、笑顔をさすがに絶やさないが、トレードマークの黒縁老眼鏡は失われ、傷ついた服、シミの深くなった顔にその苦労がしのばれます。
今度見つかったのは、上半身だけで下半身とは、ばらばらにされたままです。

『千と千尋の神隠し』の川からあらゆるものが渦をなして上昇していく場面を思い出しますね。
他にもいっぱい発見もあり、ひきあげられたものも多いにちがいないでしょう。

阪神タイガースのファンは、これで呪いが解けたと期待するでしょう。
私だって、昨年のあんな最後のどんでん返しはもう見たくない。
でも、冷や水を差すようですが、これだけでは、呪いは解けないでしょう。
呪われているのは、阪神タイガースとそのファンだけでなく、大阪の住民全部ではないかと前から私は思っているからです。

屋久島の詩人、故・山尾三省さんは、
家族にあてた遺言で、1番目に
「うまれ故郷の神田川の水が飲めるようになること、
そして人と水の関係が文明の最初に戻ること」をあげています。
「神田川と全国すべての川の水が飲めるようになる」
そんな川を取り戻したとき、都市は再生する、
と死をまえにして家族に言い残しています。

機械・薬品・エネルギーを使った高度な水処理・浄化法ももちろんあるでしょうが、
私の理解では、根本は、「川が流して捨てる場、モノの捨て場、排水路」であるとする考え方から卒業することが必要と思います。
それでこそ、「水の飲める川」「生物の生きていける川」「子供の泳げる場」になると思うのです。

橋から川へ若者が飛び込んでも、泳いでも、飲んでも何の心配のない川になったとき、すべての呪いが解けるでしょう。そのときは、私も大阪に駆けつけ一緒に橋からとび込んでみようと思います。
「えっ、あんさんにそんな体力が残っているんかいな?」と
いわれそうですが、それには、
「そんなもん、鍛えかたでなんぼでもなるやろ、まず優勝してくれや」
と答えておくことにします。


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posted by 村のトイレ屋 at 07:22| 山口 ☀| Comment(2) | おしゃべり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
去年の阪神の負けっぷりは何かに取り憑かれているようでした。
おかげさまで巨人が優勝できたんですけどね。
でも、今年も阪神はまだ呪いが解けていないんじゃないかと思われるようなスタートですよ。
久保田に続き、新井も怪我のようです。
Posted by くじら13号 at 2009年03月11日 18:11
>くじら13号さん
都市伝説っていうものですね。
大阪のまち全体が呪われているとすれば
困ったものです。
でも、昨日3月11日、下半身も見つかったそうです。それを甲子園球場に安置する方向で調整が進んでいるとか。
サンダース水神さんとでも呼ばれるようになるのでしょうかね。タイガースだけでなく、水都大阪の復活を見守ってほしいものですね。
その暁には、阪神の日本一は間違いないでしょう。


Posted by へちまや at 2009年03月12日 08:01
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