2008年11月30日

墓地

今日のあったか村の作業は、先日みつけた墓のまわりの片づけでした。
覆いかぶさっていた竹を伐り、木の小枝や薮を切って行ったら、
広場が開けました。陽が差し込むようになりました。
墓が、倒れているものを含めて15基、確認できました。

「誰が墓を守るのか?」
山口県立大学大学院のある修士論文を思い出しました。
先日、読ませてもらいました。
集落共同体は、墓地を守ることよって維持存続される。
代々、長男にその精神的伝統は受けつかれていくという。
墓を守ることは、象徴的な意味合いだけでなく、実際的で集落にとってとても大事なことであることが論じられていました。
また、父親とご本人の50年を隔てた農業日誌を比較して、農村集落の移り行きと変化をとらえたものでした。そして、過疎打開の方策を提案する静かな力に満ちたものでした。

今度みつかった墓では、前にも書きましたが、私たちにさしあたりできることは、道をつけて薮を払うことくらいでしょう。当該の人に相談して、仏事の後、墓を起すなどのことが、然るべく行われるでしょう。
それにしても、仏様たちは、すぐ近くを私たちがいつも通るのを、感じながら「もっと早く太陽に当たりたかったなあ」と感想を言い合っているかもしれません。


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posted by 村のトイレ屋 at 21:51| 山口 ☀| Comment(2) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 へちまやさん。お墓があったんですね。ちょっと気になったのですが、お墓はすべて仏様ではないと思うのですが…。キリシタンのお墓が東屋のところにあったと思います。そのことを思うとこの地では、なくなった方が全て仏で人くくりにはできないと思いますがいかがでしょうか。
Posted by みやきん at 2008年12月03日 12:32
みやきんさん

コメントありがとうございます。
ざ〜と見たところ、普通の仏式の墓石です。
小さなお地蔵様があります。
倒れているものが、隠れキリシタンの墓と言われているものと同じものがあるかどうか、それがとても気になっています。
この墓に、かすかに、縁ある人がわかりました。
了解をいただいて、磨いて刻まれている文字を読んでみたい欲求に駆られています。

今のところ、「文久」の文字の見える墓を確認できています。
Posted by へちまや(安藤) at 2008年12月12日 00:48
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