2006年12月30日

国民運動

資料として転載

  木村菊人さんの提案

 最後に無理に押し入ったようで恐縮でございます。倉田先生は、先程からご挨
拶がございましたが、2年前に来られて2〜3日滞在して農作業を手伝っていた
だきました。メールやお手紙をいただいたり、贈り物をいただいたり、先日の打
合わせではわざわざ私の所に来られるという親密な心遣いをいただいております。
心から感謝しております。こんな都会の優しい方とおつきあいできるとは私は幸
せに思います。

 ところで、このたび、私は、林業部会ということで参加させて頂きました。私
なりに考える日本の林業の問題点を指摘し、みなさんの意見をいただいたわけで
す。日本は先の敗戦で、国土の全てを失い、山野を切り尽くしてしまうというふ
うな、丸裸の戦後を迎えたわけです。

 そうしたことに深く反省しながら、全国で植林しようと一斉植林が盛り上がり、
その結果として、補助造林として、全国上げて植林熱に湧いたわけでございます。
その結果、世界でも有数の林業国になりました。ところが経済情勢はどんどん変
化し、後継者はいなくなりまして、いろいろな条件が重なりまして、せっかく国
をあげて植林を行ったのに、その後の手入れができないのです。心から私共は憂
えるし、反省をしております。

 この結果、なにが起るかというと、一旦、台風や風水害、強風にみまわれたな
ら、その被害は計り知れないものがあるのではないか、山全体が崩壊するという
危険性もはらんでおります。これは阿武町だけでなく、日本全体にしていえるこ
とす。日本の林業が壊滅的な打撃を受ける可能性があります。

 私は声を大にして、日本の長年の苦労を、国民運動として、日本の林業を力一
杯盛り上げていこうとやってきたわけです。このことが必ずしも政治的には、表
面には出てきておりません。このことは全国的なことであって、すぐに間伐をし
なくてはいけません。このことは時間をおく余裕がないわけであります。しかし、
国民運動というようなことは、誰もやってくれない。

 私は、本日、皆様方が全国からお集まるになって、こんなうれしいことはない
わけです。声を大にして平素の私のものの考え方を述べさせていただきました。
こうした空気を全国的に広げていくことを心から念願として私の意見としたいと
思います。

   2006年6月10日(日) 全体シンポジュームのまとめの発言で

「いなかと出逢うーーー国際開発学会第7回春季大会 報告書」(発行 同 実
行委員会)から引用させていただきました。(段落・改行は引用者)
          
posted by へちまや at 23:58| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

透きや

徳永隆治さんの手吹きガラス工房 透きやが、一周年を迎えた。
http://sukiya-glass.com/
すばらしい。またうかがいます。
広い意味で、あったか村の仲間です。



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posted by へちまや at 22:53| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

レンタルで

交配のため出かけていた羊のマリとクルミは、
今日、レンタル先の
宇部ときわ湖畔ユースホステル
http://www9.plala.or.jp/ubeyh/
に戻った。移動は、今度は、一般道を走った。

地味ながら、相変わらずの人気で
デジカメで撮った人ふたり、携帯電話のカメラで写した人5人。
走りながら「あっ」と口を開いた人6人、うち若い女性2人であった。

但し、最後までついてくる人はいなかった。
暮れと雪の舞う寒さのためと思われる。



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2006年12月27日

高山のヤギ

マーコールという名のヤギだ。
ユキヒョウに追われていた。
岩場で群れをつくっていた。
posted by へちまや at 22:14| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 山羊・羊とチーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月26日

一歩前進

毎日新聞の記事
化学物質過敏症:病院側に1千万円賠償命じる 大阪地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061226k0000m040107000c.html

大きな一歩前進ですね。
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2006年12月25日

膝に鶏

絵本作家ターシャのテレビ番組を見た。(NHK)
クリスマスの飾りや庭つくりの様子がおもしろかった。
でも一番驚いたのは、膝に鶏をのせてトサカをなでていたことだ。
タイや日本の昔は、庭先で飼っていてうらやましいと思ったものだが
膝でかわいがっている人がいるなんて、世の中は広いなあ。

なるほど動物の絵がいきいきとしているはずだ。
posted by へちまや at 22:10| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

水田復元

Sさんと作業。
今までの20m×10mの湛水部分を手入れ。
 水漏れを防ぐために畔を塗る。
 レーキで土の山の分を均して水がまんべんなく堪るようにする。
新しく25m×15mを湛水用にこしらえる。
 トラクターで畝を壊して均す。3時間走る。
 燃料は、BDF。臭いに負担がない。
 終わりにSさん、トラクターに乗る。はじめてとか。
 水をまわす。どんなたまり方になるか楽しみだ。
   
posted by へちまや at 23:33| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たそがれ清兵衛

テレビで「たそがれ清兵衛」を見た。
果たし合いにいく場面でその前に
庭を写していた。
ザル売りが、声を出しながらザルと竹製品をかついで家の前を通行した。
飼っている鶏が、出たり入ったりしていた。

あっ、タイと同じだと思った。
2回目になるとメインの動きよりバックや脇に視点がいってしまう。
よい映画だった。おもしろかった。
posted by へちまや at 00:08| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(2) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

のんたの会:第4回定期総会へのご案内

山里フォーラムのんたの会の
定期総会を下記のように開催することになりました。
会員以外の参加を歓迎します。  
あったか村・のんたの会の活動に
関心のある方は、オブザーバーとしてご参加ください。
  
         記

山里フォーラムのんたの会第4回定期総会

とき:2007年1月21日(日)8時半開場 9時開始 午後3時半すべて終了
ところ:阿武町飯谷 飯谷集会所
    大雪・豪雪の場合は、山口市などに代替開場を準備します。
プログラム
   議事
      ○2006年の活動のまとめ
      ○2006年の決算報告
      ○2007年の方針案の提案
      ○2007年の予算案の提案
      ○討論(提案の詳細説明など)
   昼食 あったか村産の蕎麦+各自持寄り
   付帯行事(午後1時〜2時半)
      講演と懇談
       講演 自然菓子工房「欧舌」 大下充億(あつお)さん
         「ケニアの経験と無添加菓子・自然農の日々」(仮題)
        大下さんについては、
        http://www.oh-shita.com/ をご覧ください
   あったか村へ移動 ゾーン計画確認など
posted by へちまや at 23:55| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

弔鐘は鳴らさないで!

ある人が、
「農村は、もう死を看取ってもらう段階」と言っていました。
その人と同調する人に言いたい。

私たちは、決してそうはみていません。みえません。
一時的な農山村の衰退現象は、続くかもしれませんが、
長続きするものではないものです。

なぜなら、単純にして厳たる事実があるからです。
人間は、自然の一部だということです。
人間は、自然の子です。決して自然から離れたところでは生活できません。
直接、自然とつながることなしには、生きていけません。
農山漁村を離れては生きていけないからです。
ここに本質があります。

農山漁村の衰退は、都市の荒廃と同根です。
都市生活に行き詰まりがあることと無縁ではないでしょう。
人間は自然の子であることを忘れたしっぺ返しを受けている。
その取り戻しと反転の運動は必ず起ります。
晩鐘と弔鐘を聞き間違えて、はやまって弔鐘は鳴らさないように。

ひとことだけ言っておきたくなりました。
このことは、おいおい書いていきます。


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posted by へちまや at 08:34| 山口 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

第16回チーズ講習会

12月17日(日)、今日のチーズ講習会は須佐の弥富で開かれました。今日は、はじめての人も多かったので、クリームチーズを教えてもらいました。
雪のためちょっと減りましたが10名参加でした。

会場の公民館の調理室はとてもきれいで、使いやすかったです。
宿泊施設もついているので20名くらいのチーズ講習会合宿も出来そうです。

今日の一番の話題は、オーストラリアから一時帰国されている人が、道の駅阿武町においてあるチラシを見て参加したことでした。恒例の弘重さんのアコーディオンと食事をしながらあれこれの話題に話が弾むのですが、オーストラリアの生活事情はおもしろかったです。とくにチーズは、1キロ1000円位で上質のチーズが手に入り、食事の前後にふんだんに食べていること、また、ヤギチーズが盛んであること、さらに最近はヨーロッパのものより質が向上しているなどの話が出ました。

次回は来年1月28日(日)宇部市東岐波ふれあいセンターです。
posted by へちまや at 19:16| 山口 ?J| Comment(2) | TrackBack(0) | 山羊・羊とチーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

ちゅうごく人口減少社会

昨夜、「ちゅうごく人口減少社会」というNHKテレビの中国地方の放送をみました。
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/jinko/index.html
「コンパクトシティ」という青森市の取組みが紹介されていました。
おもに農山村の高齢者を対象に、高齢者が住みやすいように、医療福祉・商業・文化施設を一体のゾーンにしようというもの。「老人ホームの新しいかたち」という声が、スタジオの討論の中でありました。ドウナツ化した市街地の再生もかねているんだなあと思いました。

さて、農山村の言及は、とてもすばらしい発言が「いなか」から出されていました。各地ですばらしい取組みがされているんですね。桑の葉の加工、卵かけ醤油の開発、トラストの提案などでした。

終わりの方で、まちの人が、「いなか」への要望として
「いなか」はもっと情報発信すべきだ。都市の人をよぶ方法を考えるべきだという声がいくつかあがりました。ITを活用しようという提案もありました。

このまちの人の意見を聞きながら、同感できるところもありましたが、それ以上になにかおかしいなあと思いました。何がおかしいのか番組が終ってからはっきりしました。「そんなに、田舎に求めるのなら、自分たちでグループをつくって都市から田舎へいけばいいじゃあないか。都市のグループが、それぞれ約束ごとを決めて、地元の人の協力をお願いして、そこにフィールドを自主的・自治的につくって、里山の保全作業をすることはむつかしいことだろうか・・・」
里山再生の都市からの取組みは、個人・団体を含めてまち側にいくつもあり蓄積も豊富になってきています。

あったか村・のんたの会がやってきたことは、ここ4年間、そんな模索と実践の取組みでもあったんだなあという認識もできるようです。ある人が、今必要なのは、都市と農村を結ぶ「コーディネーター」と指摘されていたが、あったか村の位置と役割は、そこにひろがりがあるかもしれません。
ともあれ、自然環境の保全、森林や遊休農地の活用などは、村まちを越えた活動であり、都市に情報発信できる力のある地域は、その力を出せばいいし、いまや集落の存立すら危ういところは、まちのグループが引き受けるという柔軟な発想も必要ではないでしょうか。「田んぼトラスト」「森林トラスト」さらに「集落トラスト」ということもあるかもしれません。

でもまあ、他所のフィールドについての論議もさることながら、
私たちの「あったか村福賀」の「水田復元・ハクチョウプロジェクト」などをこつこつやっていきましょう。



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posted by へちまや at 07:38| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

チーズ講習会、予定通りです

第16回手作りチーズ講習会は、予定通り行います。
12月17(日)は、雪の予報が、山口県の日本海側に出ています。
弥富地区、福賀地区にも降雪があると思われますが、
チーズ講習会は、予定通り行います。
足もとに気をつけておこしください。

とき:12月17日(日)午前10時〜午後14時
ところ:萩市須佐地区弥富 弥富公民館 
     山口県萩市須佐大字弥富下4043
      TEL.08387-8-2044
主催: 弥富亀の子しゃんしゃん倶楽部
    あったか村・ヤギチーズ部会
講 師:チーズ研究家、弘重正久さん
      (スイスで修業、チーズ士)
参加費:500円(材料費込み)
持 物:弁当、エプロン、ノート、筆記用具
申 込:FAX08388−5−0960
    または、メールattaka@haginet.ne.jpで
    ※@を半角に直して送信してください。



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posted by へちまや at 22:26| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 山羊・羊とチーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

憲法9条のこころ、芯の芯

昨日は風邪で午前中愚図り、寝ていました。
こんなときは本を読むにかぎります。

「楽園のつらい日々」デビッド&ミッキ・コルファックス著
森実真弓訳 農文協 1996年12月刊 を一挙に読み終えました。

アメリカのインテリ一家の田舎暮らしの体験を書いた本です。
著者は1970年前後の急進的政治活動が理由で大学の教職を追われます。
それで巡りめぐって、カリフォルニアの山中で自給自足の田舎暮らしをすることになります。
やがて、ときを経て、子ども4人のうち3人が、学校に通わなかったのに家作りや畑仕事、家畜の世話などで学び、また夫妻の「ホームスクール」の学習で
ハーバード大学に入学します。それで有名になって、本になったのだろうと推測されますが、感想としては、その部分(大学合格)がなくても、この一家の田舎暮らしの体験は、そのハードさにおいて、無計画と無鉄砲さにおいて、しかしやり遂げる熱意において、様々な具体的な経験蓄積でとてもおもしろいものです。

一家は、ほとんど無一文の窮地に立たされます。
この危機を救ったのが、ヤギと羊です。畜産農家として食べて行く方途をみつけます。ヤギの繁殖農家としてやっていくのです。その道を切り開いたのが、15歳の長男で、ヤギについての猛勉強をして近郷では知らぬもののない繁殖家になっていきます。好きである、好奇心がある、そして切迫した必要性がある・・・こんな条件が、彼の能力を学校に行く以上に引き出し育てたのでしょうか。
このあたりのことは、ヤギ好きにとっては必読かもしれません。
彼がハーバードにまず入学することになるのですが、大学などに行かずにそのままヤギの研究家になって、さらに研究を重ねたらよかったのにと思ったのですが、人のことなので、なんともいえないのが残念です。

でも読後の興奮は残るものの、やっぱりなんだかアメリカンドリームっぽいなあという気分も湧いてきて、そのまま真似しようとも思わないのはもちろんです。
なんといっても、そのハードな働きようは、とてもやってみようとは思えないものです。

寝転んでタフな本を読んだ反動で、もう少し自分好みの軟弱な本を読んで気分転換をはかろうと読んだのが、
「山口瞳『男性自身』傑作選 熟年編」
嵐山光三郎編 新潮文庫 です。
この本は、なんとはなしにぱらぱらと読んでおしまいというエッセイの集まりで風邪で布団にくるまって読むのに最適です。残るものもない。何度読んでもはじめて読んだ気になる。忘れていることもあるのですが・・・その中で例外がひとつ、いつかは引用して紹介しておきたい、自分もいつもすぐに読めるようにしておきたかった箇所があります。272頁です。「私の根本思想」と題されたエッセイです。

「いわゆるタカ派の金科玉条とするものは、相手が殴りかかってきたときに、お前は、じっと無抵抗でいるのか、というあたりにある。然り。オー・イエス。私一個は無抵抗で殴られているだろう。あるいは、逃げられるかぎりは逃げるだろう。
『○○軍が攻めこんできたら、家は焼かれ、男はキンタマを抜かれ、女たちは陵辱されるんだぞ』
 いいえ、そんなことはありません。私の経験で言えば、そんなことはなかった。人類はそれほど馬鹿じゃない。」

「人は、私のような無抵抗主義は理想論だと言うだろう。その通り。私は女々しくて卑怯未練の理想主義者である。
 私は、日本という国は滅びてしまってもいいと思っている。皆殺しにされてもいいと思っている。かって、歴史上に、ひとを傷つけたり殺したりすることが厭で、そのために亡びてしまった国家があったといったことで充分ではないか。」

「2兆9千4百37億円という防衛費を『飢えるアフリカ』に進呈する。専守防衛という名の軍隊を解散する。日本はマルハダカになる。こうなったとき、どこの国が、どうやって攻めてくるか。その結果がどうなるか。
 どの国が攻めてくるのか私は知らないが、もし、こういう国を攻め滅ぼそうという国が存在するならば、そういう世界は生きるに価(あたい)しないと考える。私の根本思想の芯の芯なるものはそういうことだ。」

「私の経験で言えばそんなことはなかった」と書いてあるのは、戦中派の著者の実際の経験として、山陰の軍隊にいたときに、「キンタマが抜かれる」という噂がながれたのに、そんなことはなかったという経験に根ざしています。冒頭に細かく書かれています。

私は、戦中派でないのでそんな経験から思っているわけではありませんが、この著者の考えに素直に共鳴できます。はい、おんなじですね、と手をあげるでしょう。憲法9条論議のいくつく先は、この「攻められたらどうするの?」です。憲法9条をかえたい人は、「平和のためにあなたは黙って殺されるの?」とたたみかけてきます。
「ハイそうですよ」と答えれば、すむことです、と著者はいっている。
この潔さがいいですね。人間としての理に叶っていると思います。
第一、歴史をちょっと勉強すれば「平和のために武装する」「平和を守るために他国に軍隊を押し出す」ということが、自国権益のためのとんでもない詭弁であったかはすぐにわかることです。本当に平和のためには、軍隊も武器も持たず、人と人のつながりをつくっておくこと、憲法9条をもつことを誇りにしてます、とアピールしておけば充分と思います。世界の人とつきあうのに、今の日本人はそんな恵まれたポジションをもっています。

アメリカにも田舎暮らしをしている人がいる。ヤギや羊が好きで飼うことに夢中になっている人がいる。ヤギの子どもが産まれるのにはらはらして、一喜一憂している人がいる。
私の行ったタイの山岳地帯では、豚が庭先で遊んでいる。子供達が鶏や子豚を追いかけている。この人たちとは、すぐに仲良しになれる。国がちがうからといって、国境があるからといって、利害が衝突するからといって、武器をもって押しかけるなど言うことは、とうてい考えられない。国というレベルで問題をたてるから、人の顔がみえなくなって、平気で軍隊や武器を持ちたいとなるのだろうと思います。

年末の忙しいときに風邪などかかって寝てしまうなんてなんと運の悪いことだ、今年の運は、もう残っていないなあと沈みこみかけましたが、2冊のちがう本を読めて、まあそうでもないか、よたよたしながら本の内容を反芻しておこうと思った次第です。



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2006年12月13日

風邪

風邪にかかってしまいました。
posted by へちまや at 22:46| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

一元=三位一体の論理

今日は、抽象論を書きます。
具体的なことは思い浮かべないようにして
抽象的、観念的な世界に遊びかつは浸ろうと思います。

私は、もともと、世界中の人間の中でも、自慢ではないが
暇な部類に属していて、一番とは言わないまでも、そこそこいい位置にいたように思います。ところが、あったか村つくりに参加してから、いかなることかなんのこっちあ、なんだか忙しい部類の人間に入れられてしまって、なんだか朝から晩まで、厳密には朝4時から、夜11時、12時まで、何やかやと動き回り、落ち着かず、何かをしている、しかも、なにかまとまったことをしているのかといえば、これがそうでもなくて、体は気持ちよく動いて働いているように感じるけれど、時の流れに身を任せているだけのような気がする。(もちろん昼寝はちゃんとやっています)

というようなことを、今日ふと思ったのは、ははあ〜、今年も終わりが近づいてきて、世間並みに年末の感傷というやつが襲いかかってきたからだよねと自分にいい聞かせてみるが、それもそうなんだが、もうひとつ、最近は、腰をすえて抽象論を考えないことも関係しているように思うのです。

抽象論というのは、生活人にとってはよくないものなのです。
エッセイや文章の書き方なども「抽象的観念的なことを避けて具体的に書くように」と大概書いてあります。とくに冒頭から抽象的な本質論で導入してはいけなくて、会話とか、具体的な行動とか、ヤギが叫んだとか、落ち葉が散ったとか、何かしら動きのあるものからはじめなさいと書いてあるようです。正確でないかもしれない。
文章はそれでももともと抽象的なものに近く、ものそれ自体ではないから、まだまだ抽象性を持っているから、生活人というか実際家というか現実家というか、その種の領域からいうと地に足がついていなくて「青臭い」とか「青二才」とか「書生っぽい」と言われたものらしいですね。最後の書生っぽいというのは、これはいくらなんでも古すぎて、夏目漱石の時代と勘違いされるかもしれない。「坊ちゃん」や「我輩は猫である」の言葉のようです。今は、そういう言葉は使う人はいないか少なくなっているのだけれど、でも、その言葉に該当する人は、案外いるのではなかろうか、流行遅れ時代遅れではあっても、ひそかに存在しているのではなかろうか。

「商売は、(いやビジネスはというほうがいいのだろうか)
人、カネ、モノだっせ」ということから、人生も人、カネ、モノとなり、この場合の人とは、どちらかといえば有能な人ということであり、すでにどことなくカネ、モノに換算された感じの人であって、いや実際、年収ナンボというかたちで評価が決まるのだから「人」が独立して、3要素のひとつを主張しているかどうかは、疑わしい。経済的に貧乏であるとは能力がないということであり、ここからストレートに人間的にも価値がないというところまで行ってしまうのだ。で、ここで、タイム!ちょっと待ってね。
「え〜とですね、あの〜、人とはなんでしょう?、人間とはそんな商売・ビジネスの一要素に還元されるものなのでしょうか。人生とは何か一度ゆっくり考えたほうがいいのではないでしょうか、少なくとも私には考えさせてくださいね、だから、ちょっと、いやかなり長い間タイムね」ということをいうと
「そうだね、もう明日から会社来なくていいよ」とか
「もう仕事はほかに回したから、お宅はじっくり心ゆくまで心底納得できるまで思索していていいよ」と他人はいうのです。もちろん、身内はそんなことを言ってくれる余裕はなくて、尻を叩かれ仕事に追いやられるのであります。
「青臭い」という代わりに、世間の多くの人は「ニートやフリーターじゃあるまいし」というのです。

抽象論や観念論の本場だった大学なども最近は、具体的でないとだめなようです。テキストやプリントの文字をこつこつと追って、一字一字解釈して、意味をとり、論を追って、論理体系を築き上げていくようなことは、もう時代になじまないような雰囲気です。あのパワーポイントというのがそうですね。論より写真。文字より画像。たしかにわかりやすい。すぐに納得できる。はは〜ん、そんなものか、はいわかりましたよ。ひっかかりがない。即座に飲み込める。退屈しない。眠くもならないし、頭も痛くならない。テレビのコマーシャルとどっこいどっこいの勝負で学生をひきつける・・・ようです。
でも、わかることと理解して、考え方を身につけ応用できるようになることは同じことなのか。苦労せずに頭は鍛えられるのか・・・とたいして鍛えているわけではない私でも思うのです。

さて、あったか村です。
その理念です。三つの健康をうたっています。
第1は、人の健康です。心身の健康、人として自然人として、社会人として、全的な人間として生きていくということが想定されています。
第2の、地域の健康、これは地域の活性化といってもいいし、里山再生につながる脈絡で、林地や休耕田の活用、中山間地の振興などということを含んでいます。
第3の地球の健康とは、ずばり環境論です。循環型社会をめざす理念が確認されています。地球温暖化の防止、林業再生、農の持つ環境保全機能なども当然含まれています。さらに、地球という概念は自然系のみではなくて、人間総体を包み、国際性をもともともっており、日本だけでなく世界全体の人の運命という意味内容も含まれています。国際交流・国際支援、地球市民の考え方も内包されています。

私たちの村つくりは、この三つを基準としてやってきました。
率直に言って、お題目として掲げた側面もないことはありませんが・・・
だって、説明しやすいもん。

ある人が、この三つの健康論、あったか村の理念を読んで言いました。
「これは、まさに三位一体だね」と。
詳しくその説明を聞いてみるとこういうことでした。
人の健康は、福祉健康の分類
地域の健康は、農業林業漁業などの地域の産業と村おこし町おこしなどの地域振興策
地球の健康は、環境政策のもろもろ。
そして、この三つを縦割りでなくて、ひとつのものとして
あったか村でやろうとしている。それが三位一体。
そういう説明でした。

なるほど、その人は
三つの健康論を現在の行政機構の役割分担に置き換えて理解して、
そこに、行政の縦割りにない一体的推進という魅力をあったか村に見出して
高く評価されているのでした。なるほど、わかりやすい。
へぇ〜、そんな解釈もあるのかと感心したことを覚えています。
行政機構から、村をイメージして、人、地域、地球を考える。
その一体的推進を構想するという思考パターンのようです。
たしかに、村を名乗り、村という緩やかな共同体を志向する以上、行政システムを擬似的にも想定するのは当然の帰結かもしれません。

武者小路実篤の「新しき村」構想が、文学的な、あるいは人脈的な流れで作られ、その系譜も一方で日本のコミュニティつくりにはあるのようなのですが、
しかし、戦後では、同じ文学的な流れでも、井上ひさしの「吉里吉里共和国」の流れも一世を風靡したから、擬似行政的なとらえ方もあるのかもしれないですね。

私自身としては、行政的分類にはあまり興味はありません。
村と言っているのは、あくまでも洒落であって言葉の遊び、それ以上ではありません。集落といってもよかったし、州といっても、連邦といっても、国といっても、差し支えない言葉です。
大事なことは、日本の中山間地を舞台にしていること、
自然環境の保全ととそれにつながる地球市民の発想にたつこと、
そして何よりも、人を原点にした緩やかな共同体であること。
あえていえば、今の時点でもっとも人間的なものが開花することが可能な、参加する人一人ひとりが本当に自分の可能性を出せるような、また参加してくる人によってその個性が融合することによって、新しい段階が作られていくようなそんな人の位置を持つ村つくりですね。
もちろん、条件あってのことです。真空地帯でやっているわけではないし、
地形や時間や自然的なさまざまな条件の中でやっているわけですから、複雑にならざるを得ないのですが、そこをズバッと割り切るものはなにか、
それを人におきたいですね。
人の健康あって、地域、地球の健康もあるよ。
と私としては主張したいわけです。

でもね、その条件の枠取りから言えば、地域も地球も無視できないよ。
という意見は当然あります。
意見というより、無視もゆるがせも出来ない事実ですね。
それはまた、「人、カネ、モノ」に直結する世界でもあります。
それはそれで避けては通れないし、大事なことです。
だけどね、そうした現実の岩盤に向かっていく力はどこから沸いてくるのか。
少しずつ少しずつでも、成果を積み重ねていくこと、
それをエネルギーにしながら、人を根本にすえた原点を豊かにしていくこと。
ここに希望の源泉があるように思います。

相矛盾しつつ、さしあたり三つの要素が相対立しつつ、渦巻き、それぞれがそれぞれを跳ね返し、引き寄せ、はらみつつ、ごっちゃごっちゃのなかから、なにかしら新しい形をもったものが生まれでていくのかもしれない。
問題は、たいがい、ほとんど具体的に出てくる。そこが面倒であり、おもしろいといえばおもしろい。だからこそ、羅針盤は、目先に惑わされない、抽象的な理念=本質的な尺度にのっとる必要がある。

年の瀬は変な言い方だけど、何にもしなくても忙しい。
そういう時だからこそ、天下の暇人になりたいものだ。
あったか村とは、そもそも、暇人の、スローライフを求める、暇以上に暇な人の集まりなんですよ。
ロハスなんという言葉でごまかしてはいけません。
あれは、スローライフということを消したい人のつくった言葉だと
私の友人が言っていました。口惜しかった飢える覚悟で暇になってみろとも言っていました。私もそんな気がします。
まあ、そこまでも気負うのもどうだかね。
のんびり、じっくり抽象論の世界に遊びましょう。




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posted by へちまや at 21:17| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

移動

羊のマリとクルミを交配すべく移動させる。
そこの施設の管理人さんに手伝ってもらった。
軽トラックにのせるときに、クルミがいうことを聞かず、
30分近く追いかけるハメになった。
一度つかまえたのだけれど、逃げられた。

僕の力が弱くなっているのか
クルミが成長して、力が強くなってきたのか。
成長していることは間違いない。
それでも、なんとかのせて運ぶ。

高速で料金を渡すときに
「羊ですね、この仕事をはじめて、羊を載せた車をみました。
やあ、うれしいですね。いいものを見せていだきました。
ありがとうございます」と言われた。
お礼を言われただけでなく、帽子をとって頭を下げられたので
恐れ入ってしまった。

信号待ちのとき、小学生の一団が、通りかかった。
「羊だ、羊だ」と叫ぶ。
「羊が車に乗っているぞ」と叫びながら、じろじろみる。
ふたりが、うれしそうに走ってついてくる。
ちょっと脇へ寄って待ってみる。
おそるおそる触ろうとする。
クルミが、鳴き声をあげる。
小学生がはしゃぐ。
マリは、車の荷台から乗り出して、
ぬ〜と顔を男の子に近づける。
子供達が、嬌声をあげて飛び散る。
「またね」と言って車を動かす。

ヤギも人気があるけれど
羊も地味ながら、子供達にはもてるのだなあと思う。
posted by へちまや at 22:42| 山口 | Comment(2) | TrackBack(0) | 山羊・羊とチーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

水路発掘

今日の作業は、スタッフ4人+山口県立大学の学生さん、
卒業生ら5人の応援でずいぶんはかどりました。
昼ごはんも芋をストーブで焼いて、楽しく食べました。
ストーブの焼き具合がちょうどよいんですね。おいしい。

午後、水路を掘り出しました。
土に埋もれていたのです。
使えそうです。
これからがますます楽しみです。
posted by へちまや at 17:32| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

お知らせ(紹介・募集など)

いくつかお知らせです。
1、前にお知らせしましたが、mixi にあったか村のコミュニティが開かれています。mixi 会員の方は参加してください。
「あったか村」で検索してください。

2、ヤギを飼ってチーズを作ろう!12月手つくりチーズ講習会は、17日(日)です。いつもの最終日曜日ではありません。ご注意ください。
場所は、萩市須佐地区弥富、弥富公民館です。
弥富の地元グループ「亀の子しゃんしゃん倶楽部」との共催です。
詳しくは、あったか村ホームページをご覧ください。
http://www.haginet.ne.jp/users/poco-a-poco/index.html

3、山口市徳地地区の山間部で「自然農法」の里山生活を体験したい人を募集している人がいらっしゃいます。すでに畑があり裏山の整備もかなり進んでいます。手伝っていただきながら、一緒に農ある生活に触れ、里山体験をされるに仲間を求めていらっしゃいます。
ご希望の方は、私(へちまや)宛てメールをください。ご紹介します。
周南市、防府市の方が日帰りされるには、ちょうどよい場所です。
一組か二組の家族で行かれてもいいかもしれません。

4、山口県宇部市近郷楠地区の山間部で、ヤギを飼いながら自然農を自給規模で営み、のんびり里山生活してみたい、そんな希望者を募集しています。
詳しくは、私(へちまや)宛てメールをください。

5、あったか村福賀で水田復元プロジェクトの仲間を募集しています。
詳しくは、昨日の私のブログをご覧ください。
基本的に山口市と萩市に住んで、あったか村に日帰りできる人を対象にしていますが、そのほうがやりやすいだろうというだけで、絶対条件というわけではありません。田んぼにメダカやドジョウを復活させ、トンボの乱舞するエリアを回復させて、あわせて、稲作を行うという試みです。そういう意欲のある人はどうぞおいでください。冬季湛水をはじめ冬場の作業も行います。
希望される方は、私(へちまや)あてメールをください。

へちまや(安藤)のアドレスは
attaka@haginet.ne.jp です。
@を小文字にかえて送ってください。



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posted by へちまや at 21:06| 山口 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

白鳥を呼ぼう

今日、あったか村に地主さんがきました。
私たちは、この地主さんの分を含めて、約1.8haの土地を借りています。
山林は9ha,こっちは購入しました。
今日は、元水田だったところを一緒に歩いてもらい、
昔の様子を丁寧に教えてもらいました。
とくに水路の様子は、きちんとお聞きしました。
約40年前の様子です。
よく覚えておられるのには、びっくりしました。

私たちも、水田復元を目指したときから水路を探ってきました。
そして、あれこれ推測をめぐらしてきましたが、
今日、教えていただきほぼ全容がわかりました。
予想通りだったところもあり、地形が変わっているところもあり、
まったく想像が外れているところもありました。

堤が、あります。とてもよい、たくまざるビオトープなのですが、
その役割が当初私が考えていたのと違っていました。
補助的なもの、というか、日照りが続いて水不足になったときのためのものでした。やはりメインは、川からの取水でした。

驚いたのは、水車が昔あったことです。
揚水用ではなくて、粉引き用でした。
かなり大きいものだったそうです。
その場所は、いま仲間の多くが異口同音に
「ここにあずまやか、休憩所がほしいねえ」という場所です。
水車を置いた水彩画を想像してみると
なんともいえないすばらしい水辺の光景が現出します。

すでに部分的ですが、湛水をはじめています。
山水ですが、水田予定地に引き入れて、徐々に水溜りが出来ています。
水がたまっていると水中生物が冬を越すことができます。
目にみえないものも、卵のかたちで、また土のなかにもぐって
水と水分の多いところで冬を越します。
冬がなければ春は来ない。
目立たないところで生物たちの営みがつづけられています。

早ければ今シーズン、湛水の効果があらわれるはずです。
遅くとも1年たてば、湛水したエリアを中心に生物相が豊かになってくるはずです。私たちが来て以来、農薬や化学肥料を全然使っていないのでその効果も出てくると思っています。

そうなるとどうなるか?
鳥が増えます。渡り鳥が増えてきます。
今、萩市沖、相島に白鳥が来ていますが、
その白鳥も、あったか村にくるようになる・・・
それが米を作ることと並んで
もうひとつの目標です。

さあ、本当にあったか村上空に白鳥が舞うでしょうか。
このプランを提案したのは、今年67歳になる山口市のSさんです。
暇があればあったか村にやってきて
水のたまり具合を見ています。

今日お見えになった地主さんも、昔自分が耕していた水田が
復元されることを喜んでくれましたが、
鳥たちも、喜んでくれるかどうか。
白鳥のやってくるあったか村へ。
大人が少年少女に戻るあったか村。
冬は寒いだけではありません。

10日(日)にスタッフ+数名で作業することになっています。
よかったら是非どうぞ、おいでください。




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posted by へちまや at 18:30| 山口 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月07日

リンゴの自然農法

NHk のテレビ放送,
腐らないリンゴ 青森県のリンゴ農家 木村秋則さん

今日夜10時からの放送をみた。
福岡正信さんの本を何度読んだかわからないと語っていた。
育てるのではない、手伝うのだと言っていた。
草が生え、枯れ、不耕起独特のふかふかした重層的な草の亡骸が積もる。
川口由一さんも同じ趣旨のことを言っている。
草が大きな役割を果たしている。
大型機械を使わない理由は、土を踏み固めてしまうからだという。

NHK総合(番組案内) プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html
======以下、引用=====
木村がやることは、人工的にりんごを育てるのではなく、りんごが本来持っている生命力を引き出し、育ちやすい環境を整えることだ。害虫の卵が増えすぎたと見れば手で取り、病気のまん延を防ぐためには酢を散布する。すべては、徹底した自然観察から生まれた木村の流儀だ。
「私の栽培は目が農薬であり、肥料なんです」
========================================
posted by へちまや at 23:03| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20年後

ある福祉関係者が、施設の責任者であるが、ヨーロッパに視察に行った。
現地へ行って愕然とした。
日本のやり方は、間取りなど居住環境が20年は遅れていると自覚した。
今の基準でやっていたら、すぐに時代遅れになってしまう、と感じた。
そこで帰国してすぐに、視察前に計画していた施設の計画を全部見直した。
結果として、根本的にやりかえるものとなってしまった。

勇気ある再検討ですね、と言ったら
「いや、そうではありません。古臭くなる今の基準や日本の行政の示す基準が、おかしいだけで、このままつくってしまったら、みすみす無駄な建物をつくるだけだから、誰にも支持されず、結局、私の立場がなくなってしまう。勇気というより自己保身の安全策ですよ」という答えをもらった。

遠い先のようですぐにやってくる20年。
先を見通した判断。
12月の騒がしさに負けずに、ほんの先でも落ち着いて、想像し、見通し、備えなければと思った。

いきなりヤギに話はとんでしまうけれど、
20年後、ヤギもヤギ好きももっと増えているということを前提に考えてもいいように思うが、どうだろう。

うん?それはそれで諸外国を視察するなり、それなりの根拠を示して論じてからにしてしてほしいだって?

まあそうだね、主観だけで言い募っても誰も支持してくれないか。
でも、20年後には、ヤギをめぐる環境は激変している予感がする。
今度、暇なときに論じてみようね。

どの分野であれ、20年後の基準と支配的な考えがわかれば、今の計画にとっても
有益であろうと思う。やはり、「先がみえる」ということは大事なことだ。
勇気というより、生き残るための保身策ともいえるという気持ちが理解できるような気になった。


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posted by へちまや at 00:10| 山口 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月05日

ヤギのキーホルダー

安渓貴子さんのスペイン土産に
ヤギのキーホルダーをいただいた。
立派な角のあるヤギだ。
ヤギは、やはり角がなくてはヤギではないと思わせるものだ。
木でつくってある。

表情が、ちょっと気どっていて、
どちらかと言えば、モモタロウよりも
ダルタニアンに似ている。
似ているけれど、もっとヨーロッパのヤギという感じが
する。

それにしても日本には木を含めて
まだまだヤギグッズが少なすぎるのではないだろうかと思った。
今度クラフトの皆さんに
日本風ヤギの木の作品をつくってもらうよう
お願いしょうと思う。
posted by へちまや at 23:54| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

半年の田舎暮らし

メモ
 NHKのニュースで「団塊の世代」の田舎暮らし志向について
 放送していた。その中である人がインタビューに答えて
「半年間の田舎暮らしのサイクルができればいいなあと思っています」という意味のことをいっていた。夏の涼しい間といったのか、冬の寒いあいだを避けてといったのか、それともなんにも条件をつけずにただ「半年間」といったのかは、聞き漏らした。おもしろいと思った。

田舎で暮らす。まちで暮らす。固定的に考えずに両方で暮らしていければこれはおもしろいぞ。半年にもこだわらなくてもいいかもしれない。3月でも、ひと月でもいい。両方の環境を行き来して、自分のペースをつくっていくのだ。
日帰りだっていいのだ。

中長期滞在型リゾートというのが、昔、鳴り物入りで喧伝されたが、そしてそれは大きなハードを残すのみで終ったようだが、そんな大規模でなくて、個人の小さな自力で建てられる山小屋を中山間地につくることからはじめる。
それも、出来るだけ行政とか、地域のひとからの助言(干渉とはいわないが)なども、ワンクッションおいたもの、適度の距離を保てる環境がありがたい。

テレビのニュースをみながらそんなことを思い、
「な〜ンだ、あったか村をはじめた時の自分の構想ではないか」とあらためて思い出した。そうだ、ヤギさえ飼えればそれでいいや、というところから、
私自身の村つくりははじまったのだ。
新しく参加してくる仲間も、それぞれの希望を持って、自分のやりたいこととペースをつくりはじめている。村は、参加するひとによってつくられる。

最初の練習の場所、試しにやってみる場所として
あったか村を利用してもらうのも、大歓迎だ。
posted by へちまや at 23:59| 山口 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

ストーブで焼き芋

●今日の作業は、
  宇部市のKさん、蕎麦の篩い分け。
  渡辺さん   川向こうの竹やぶをのこで刈り取る。
  私      水田用地で刈った草を燃やす。
 それぞれ、3人3様のペースで作業をして
 昼食は、ストーブで薪をたきながら、話をしつつ食べる。
●ストーブに芋や硬くなった米饅頭をのせて軽く焼いた。
 芋がおいしかった。ゆっくり焼くと甘みが出る。
posted by へちまや at 17:49| 山口 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | あったか村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

薪ストーブ

●水田予定地の草刈りをする。もう少しで終わる。
●木村菊人さんと2名、川沿いを一緒に歩く。冷たい風と雨が時々ある。
 水田の水の手当ては、水車などを考えるより「黒パイプ」が結局一番安上がりだろうという意見だった。
●今シーズン初めて薪ストーブを使う。暖かい。
●木村さんと囲碁一局。
 雨の日は碁を打とうと約束してあった。
 似たような雰囲気の碁で、
 「腕前も近く、いい勝負だ」と互いに確認。
次の雨の日が楽しみになった。  
posted by へちまや at 19:15| 山口 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする